12月15日に行われた前哨戦のレディースカップから7頭が再戦というメンバー。違うのは、当時より60~70キロ負担重量が増えること。
古馬牝馬の特別として、5月に行われたカーネーションカップ、そしてレディースカップと、両レースを勝っているアアモンドマツカゼが人気になりそうだが、そこで3、2着だったダイリンビューティの逆転に期待する。負けたとはいえ、着差はともに1秒前後と僅差。重量差も変わらず10キロ差だが、基礎重量が増えることで、経験豊富なダイリンビューティが決め手で上回ると見る。
ニシキエースは、今シーズンだけでも、ばんえい十勝オッズパーク杯やビッグウエイトカップなど一線級と対戦しての好走があり、成績にムラはあるもののA2でも好走。レディースカップはやや離れての5着だったが、その差を埋める能力はある。
ユーファンタジーは、過去3年連続でこのレースに出走していて、3、4、2着という好走歴は侮れない。
1年以上勝ち星がないニシキウンカイだが、レディースカップで4着だったように軽量を生かせば上位に食い込む可能性も。
◎5ダイリンビューティ
◯7アアモンドマツカゼ
▲6ニシキエース
△8ユーファンタジー
△9ニシキウンカイ
ヒロインズカップの出走表はこちら
この開催では、2月1日にA1級最上位格付けの鶴見岳賞が行われ、ここは2番めの格付けとなるA1・A2の混合戦。
コスモガラサは勝ち切れないレースが多いものの、A級で常に上位争い。昨年末、初めて一線級との対戦となった中島記念での5着は、それまで対戦してきた相手を考えれば好走といっていいだろう。今回は前に行きたい馬が何頭かいるだけに、展開的にも有利になりそう。
キタサンツバサは、船橋から門別を経由して転入。佐賀での2戦は2、5着で、ともに勝ち馬はディアフロイデ。前走の1~3着馬は2月1日のA1戦に出走予定という格上だっただけに、今回のメンバーなら勝ち負けになる。
マコトタンホイザーは、中央500万から転入してB級で1、2着。今回は格上挑戦だが、このメンバーに入っても見劣りはしない。
リリーは目下4連勝と好調。とはいえ、それはいずれも1400メートル戦。昨年1800メートルで行われたこのレースで2着はあるが、それ以外の1750メートル以上のレースでは結果を残せていない。距離適性が微妙ゆえにあまり重い印はつけられない。
シゲルサクランボは、中島記念を別とすれば、転入後A2以下では前走ではじめて連対を外す5着。3走前のシクラメン賞でリリーの2着に敗れているが、こちらは逆に距離延長は歓迎。
◎5コスモガラサ
◯4キタサンツバサ
▲10マコトタンホイザー
△2リリー
△3シゲルサクランボ
球磨川賞の出走表はこちら