NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
この開催では、2月1日にA1級最上位格付けの鶴見岳賞が行われ、ここは2番めの格付けとなるA1・A2の混合戦。
コスモガラサは勝ち切れないレースが多いものの、A級で常に上位争い。昨年末、初めて一線級との対戦となった中島記念での5着は、それまで対戦してきた相手を考えれば好走といっていいだろう。今回は前に行きたい馬が何頭かいるだけに、展開的にも有利になりそう。
キタサンツバサは、船橋から門別を経由して転入。佐賀での2戦は2、5着で、ともに勝ち馬はディアフロイデ。前走の1~3着馬は2月1日のA1戦に出走予定という格上だっただけに、今回のメンバーなら勝ち負けになる。
マコトタンホイザーは、中央500万から転入してB級で1、2着。今回は格上挑戦だが、このメンバーに入っても見劣りはしない。
リリーは目下4連勝と好調。とはいえ、それはいずれも1400メートル戦。昨年1800メートルで行われたこのレースで2着はあるが、それ以外の1750メートル以上のレースでは結果を残せていない。距離適性が微妙ゆえにあまり重い印はつけられない。
シゲルサクランボは、中島記念を別とすれば、転入後A2以下では前走ではじめて連対を外す5着。3走前のシクラメン賞でリリーの2着に敗れているが、こちらは逆に距離延長は歓迎。
◎5コスモガラサ
◯4キタサンツバサ
▲10マコトタンホイザー
△2リリー
△3シゲルサクランボ
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