NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
枠が隣同士になって、レイズミーアップかデュナメスかという争いだが、ここはデュナメスから。佐賀記念JpnIIIで7着だった以外は、もう3年半も3着以内を外していないという超堅実な成績。吉野ヶ里記念ではメトロノースに4馬身差をつけられて2着に敗れたが、それ以来2カ月半ぶりとなった前走では、メトロノースと一騎打ちの末、半馬身差で勝利。叩き2戦目で上積みがあれば、今度は差をつけて勝てるだろう。
レイズミーアップは、門別に遠征した星雲賞(7着)以来4カ月半ぶりの復帰戦。どこまで仕上がっているかだが、再転入後の佐賀では中島記念制覇を含め1800と2000メートルのみを使われて8戦6勝2着2回とまだ底を見せていない。
メトロノースは吉野ヶ里記念まで3連勝のあと、サマーチャンピオンJpnIIIでは3着のコスモワッチミーにクビ差4着と惜しいレースだった。佐賀の古馬戦線では頂点に立つかと思われたが、その後は1750メートル、1800メートルで2着、2着。この2000メートルという距離は今回が初めてでちょっと微妙かもしれない。
吉野ヶ里記念は4着だったイーグルショウだが、距離が1750メートルに伸びた開聞岳賞ではメトロノースに6馬身差をつけて圧勝。前走1400メートル戦で3着に敗れたが、距離はマイル以上あったほうがいい。
ジェットヴォイスは中央1000万下からの転入初戦を勝ったものの、同じA1特別でもメンバーが上がった前走では4着。今回はその前走6頭立ての全馬が出走してきた。どこまで巻き返せるか。
◎3デュナメス
◯2レイズミーアップ
▲7メトロノース
△6イーグルショウ
△5ジェットヴォイス
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