NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ル・プランタン賞を勝ったエイシンルンディーは、レース直後は留守杯日高賞は回避というような話だったのだが、やはり出走してきた。よほど調子がいいのか、グランダム・ジャパン3歳シーズンを本気で狙ってきたのか。前々走の浦和・桜花賞は外枠が影響しての5着で、もう少し枠順が内だったら着順もよかったのでは、とのこと。各地に遠征して、さまざまな相手と対戦している経験を評価して、連勝の可能性は高いと見る。グランダム・ジャパンのポイントでは目下のところ上位が拮抗しているが、1位のエイシンルンディーにとってはここを勝てば2番手以下を引き離すことになる。
地元期待のブリリアントロビンは、冬季休催をはさんで4連勝中。金杯ではロックハンドパワーを相手にせず、前走あやめ賞ではラブソングにゴール前でクビ差まで迫られたが、3~4コーナーでは持ったままで先頭に立ち、直線を向いたところではハミが掛からず馬が遊んでいた。まともに走ればさらに上を目指せるだろう。
川崎からの遠征がハードデイズナイト。前々走の3歳特別が南関東での初勝利だが、クビ差2着にしりぞけたベルフェスタが、25日の東京プリンセス賞で3着に好走。こきて力をつけてきているだけに、頭までという可能性も。
ラブソングは、あやめ賞でブリリアントロビンにクビ差まで迫ったが、実力的にはやや差がありそう。
オグリハートは、若草賞4着、ル・プランタン賞5着と、グランダム・ジャパンのポイントを確実に稼いでいる。ここも入着までなら。
◎8エイシンルンディー
○1ブリリアントロビン
▲2ハードデイズナイト
△10ラブソング
△11オグリハート
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