NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
佐賀桜花賞という大層な名前がついているもの、B級格付けの馬たちによる重賞。
3カ月の休養明けでもアドマイヤクリスに期待したい。名古屋からの転入初戦となった前走、1月13日のB1級特別では、スタートでダッシュがつかず最後方からという厳しい展開ながら、4コーナー5番手から佐賀の短い直線で前を交わしきった。今回はそのときの調子が戻っていればだが、さらに上のクラスにいっても通用する器かもしれない。
グランデアトレは、中央未勝利から昨年転入して、秋にはB1級1組特別で2勝。その後大井に転厩したが、再び佐賀に戻ってきた。初戦の前走はB1級特別で2着だが、勝ったのがロマンチックでは仕方ない。あらためて力が試される一戦。
マイネルポンピオンは、前走佐賀弥生賞を7番人気で逃げ切り勝ち。4コーナーで2着馬に迫られながら、直線で再び突き放した。とはいえB2級のメンバーで、今回クラスが上がって互角の勝負に持ち込めるかどうか。
前走中央からの転入初戦で1番人気に支持されながら4着に敗れたタイセイスナイパーは、今回あらためての期待。
福山から移籍してきた渡辺博文騎手が騎乗するレコパンもB2級では常に安定勢力。
◎アドマイヤクリス
◯グランデアトレ
▲マイネルポンピオン
△タイセイスナイパー
△レコパン