NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
牝馬同士の重賞ということでA級下位やB級の馬もいるなかで、フレアリングマリーの重賞やA級上位クラスでの好走が目立つ。一昨年3歳時は重賞4勝を挙げて地元ではほぼ無敵。昨年4歳になってすぐの福山大賞典で2着に入り、秋にはA1特別でも連勝。前走福山大賞典は4着とはいえ、勝ち馬からはコンマ5秒とわずかの差だった。今回のメンバーなら能力上位は間違いない。
マルサンライナーは、古馬になって徐々にクラスを上げ、昨年秋にはA1特別でも上位に食い込むまでになった。久々の重賞挑戦となった福山菊花賞は9着だったが、もともと適距離はマイル以下。牝馬同士のマイル戦ならチャンスは大きい。
このレース連覇の期待がかかるのがストロングジョイス。昨年6月以降勝ち星がないが、それでもA1やA2で上位を争う力はある。
昨年2月以来、もう1年近く勝ち星がないクーヨシンは、A2特別あたりがカベになっているのが現状。
ベニッシモイモンは、大井から転入後福山で3戦。いずれも勝ち馬からは離されているが、徐々に勝ち馬との差を詰めてきているだけに、さらに上積みがあれば馬券圏内の可能性も。
◎フレアリングマリー
◯マルサンライナー
▲ストロングジョイス
△クーヨシン
△ベニッシモイモン