NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
重賞勝ち馬がいない上に、勝ったり負けたりのメンバーが多く、難解な一戦。
ここは転入2戦目の上積みに期待して、スズカウインダーから。前走の2歳1組特別は、中団追走からゴール前だけ脚を使って接戦の2着。ホッカイドウ時代はオープンで上位争いをしていて、ラベンダー賞でもコンマ8秒差6着とまずまず好走。それも含めて中央芝へは3度の挑戦があり、スピード能力は上位だ。
相手にはライデンリーダー記念から中6日のオグリカーン。道営から笠松に転入して、中央への遠征を除けば3戦1勝、2着1回。2歳2組戦で負けた相手は重賞2勝のタッチデュール。そして1番人気に支持されたライデンリーダー記念は1馬身半差で2着。まだまだ底を見せたとはいえず、重賞実績のない馬が相手なら十分勝負になる。
ブライトシンプーは、ゴールドウィング賞5着のあと3連勝。前々走では、その後にライデンリーダー記念を勝つマイネルセグメントに1馬身半差をつけて勝利。力をつけている。
コキビジンは前走でブライトシンプーにクビ差の2着。グレンダウザーは10月21日のJRA認定戦でマザーフェアリーやコキビジンを負かして勝利。マザーフェアリーは、9月にブライトシンプーを負かしたことがあり、ゴールドウィング賞でも4着に好走。このあたりはどれが上位に食い込んでも不思議はない。
◎スズカウインダー
◯オグリカーン
▲ブライトシンプー
△コキビジン
△グレンダウザー
△マザーフェアリー