NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
年に2度行われるクラス別定の重賞で、これまで冬バージョンは大晦日に行われてきたが、今年は元日の開催となった。<おわり>名古屋杯なんだから大晦日にやってほしいなあと思うのだが、昨年は年末の名古屋の開催がなく、やるとすれば12/19~23の名古屋グランプリJpnIIの開催になってしまったので、そうなるとやっぱり難しいか。
中心はハートオブストーン。B級からA級まで8戦連続連対中の上がり馬。3走前のA2特別では、重賞でも上位争いのシンワコウジにクビ差2着と惜しいレース。今回が重賞初挑戦だが、それだけの実力はある。
メモリーセイバーにもチャンスは十分。C級からB級まで4連勝し、前走B級チャンピオンは2着。A級でも通用しそうなだけに、格付的にはB級にとどまって55キロは有利。
デジタルゴールドは、秋桜賞こそ10着惨敗だったが、B1特別で圧勝の経験があり、前々走中央との条件交流でも地元最先着の3着。A級格付けとなって牝馬で55キロだが、オープンの一線級がいないこのメンバーなら勝負になるのではないか。
A2~A3特別で6戦連続2着のミルリュユッテ、中央1000万下から転入初戦のセイピーシーズは前々走で名古屋の条件交流を勝っており、ともに連下候補。
◎ハートオブストーン
◯メモリーセイバー
▲デジタルゴールド
△ミルリュユッテ
△セイピーシーズ