NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
こうした予想コラムで理由もなしに本命というのもどうかと思うが、今シーズンはギンガリュウセイを買い続けると決めたので、今回もギンガリュウセイから。岩見沢記念では6番人気ながら2着で見事にハマッたが、勝ったのが1番人気のフクイズミ、3着が2番人気のニシキダイジンで、思ったより配当がつかなくてちょっとがっかりだった。北見記念も断然人気カネサブラックとの組み合わせで配当は固かったし。今回は北見記念以来2カ月ぶりの実戦が心配だが、それで人気が落ちるなら馬券的にはありがたい。
相手筆頭にはやはりカネサブラック。今シーズンも9戦8連対と安定感は抜群。とはいうものの、帯広記念はここ3年連続で3着と相性がいいとはいえないレース。ここに至るまでに賞金を稼いで重量を課されるというのがその原因のひとつ。今回も20キロ増の910キロは昨年と同じだが、ニシキダイジンより10キロ軽いのは有利だ。
3番手にはフクイズミ。10月以降は7戦して4着が最高と成績はいまいちだが、それでも今シーズンは岩見沢記念を制した。09年、10年と連覇している舞台で力を発揮する。
ニシキダイジンは920キロのトップハンデがどうか。ナリタボブサップは長期休養明け後、格下相手に6戦1勝という成績では強くは推せない。
好調のホッカイヒカルや、ホクショウダイヤあたりもそこそこ人気になりそうだが、ホッカイヒカルは昨シーズンも帯広記念の前に4戦3勝という成績で臨んで9着、ホウショウダイヤはシーズン後半の高重量戦には実績がないので見送る。
◎ギンガリュウセイ
◯カネサブラック
▲フクイズミ
△ニシキダイジン
△ナリタボブサップ