トライアルとして行われた石川テレビ杯1〜3着馬の再戦といえるメンバー。その石川テレビ杯は、ビバロジータが単騎マイペースで逃げると、3コーナー過ぎではショウガマッタナシ、エムティパルが追ってきて3頭の勝負。直線を向いてビバロジータの吉原寛人騎手が気合を入れると差を広げ、直線半ばからビジョンで後続の脚色を確認しながら余裕をもってのゴールとなった。2着争いは、ショウガマッタナシをエムティパルがとらえ2着でゴール。ビバロジータとは3馬身差がついていた。
ビバロジータは続く前走もマイペースで逃げ、後続が迫ればそのぶんだけ離してという楽な勝ち方で金沢転入後2連勝。直線単独で先頭に立つと頭を上げて遊ぶような面があり、直線で吉原騎手がムチを入れているのはそのためだろう。そのレース内容からも、石川テレビ杯での着差以上に能力差はあると見る。
相手はエムティパルかショウガマッタナシか。この2頭は前走竜胆特別でも再戦。ショウガマッタナシが3コーナー過ぎで先頭に立って直線を向くと、追ってきたエムティパルがゴール前でとらえ3/4馬身差で勝利。前にビバロジータがいたかいなかったかの違いだけで、石川テレビ杯と同じようなレース内容だった。そのレースぶりからエムティパルに分がありそうだが、エムティパルがビバロジータに真っ向勝負を挑めば、ショウガマッタナシの逆転というシーンも可能性としてありそう。
9月の準重賞・くろゆり賞は向正面から2頭の一騎打ちとなって、ショウガマッタナシを3/4馬身差でしりぞけたのがエムザックドリーム。その後の竜胆特別では4着に負けているが、展開次第では再度の逆転で3着に食い込む可能性はある。
ミヤギロードは2連勝中だが、ここで割って入るにはさらなる上積みが必要。
◎7ビバロジータ
◯2エムティパル
▲10ショウガマッタナシ
△1エムザックドリーム
△5ミヤギロード
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