NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
この距離なら実績的にもクラマテングの独壇場だろう。今年も正月の福山大賞典を制し、福山桜花賞も勝った。西日本グランプリは9着惨敗だったが、ヒシウォーシイなど強い相手に積極的な競馬をしてのもので参考外。近走も1、2、1着と成績も安定しているだけに、まずこのメンバーなら崩れることはない。
クラマテングを負かすとすればヒルノラディアン。名古屋から4月に転入し、A級で11戦してそのうち3着を外したのは2戦のみ。クラマテングに先着した経験もある。西日本グランプリは参考外だが福山の1800メートルに限れば4戦2勝、2着2回と連対を外していない。距離は長いほうがいい可能性もある。
ストロングジョイスは、中央2勝から転入して1、2、2着。前走A1特別では、A級上位で上位争いをしているコロネットに1馬身差2着だった。重賞は初挑戦だが、あらためて福山での実力を見極めるレースとなりそうだ。
そのほかは、近走で差をつけられての敗戦や、格下の馬ばかりだが、09年の福山大賞典を制した実績からムサシボーを押さえに。
◎クラマテング
○ヒルノラディアン
▲ストロングジョイス
△ムサシボー