2歳オープンのアポイ山荘特別でレコード勝ちのイッシンドウタイに期待したい。1200メートルでもオープン勝ちのスピードがあり、前走アポイ山荘特別では4番手を追走し4コーナー手前から一杯に追われ、逃げ粘るダブルスターを残り100メートルでとらえて勝利。追い比べになれば勝負強そうなタイプだけに、連軸として信頼できそう。
アポイ山荘特別で逃げ粘り3/4馬身差で2着だったダブルスターが相手筆頭。前々走のイノセントカップはゴールドメダルの3着だったが、距離延長で力を発揮した。本命にしたイッシンドウタイとともにグランド牧場の生産で、こちらはラブミーチャンの半弟で、イッシンドウタイはもちろん同年齢だが血統的にはおじにあたる。ラブミーチャンはどうやら1200メートルあたりが適距離のようだが、これは父サウスヴィグラスが出たもの。しかし母系はもともとダートのスタミナ血統だけに、両馬ともにこの距離でこそというタイプのよう。前走に続いて近親同士でのワンツーとなるかどうか。
グッドタイガーは、1700メートルのスーパーフレッシュチャレンジで大差勝ち。イノセントカップはゴールドメダルに敗れこそしたものの、ダブルスターには先着。前走JRA芝のすずらん賞は着順こそ11着だがそれほど負けているわけではない。再び1700メートルの距離で巻き返しを狙う。
ピエールサンダーはデビュー戦3着のあと3連勝。前走ではイッシンドウタイを負かしており、ここでも可能性は十分。
イノセントカップを制したのがゴールドメダルで、グッドタイガーとダブルスターに先着。このあたりまでは勝ったり負けたりという相手関係だけに、条件や展開ひとつでチャンスはある。
テイクザクラウンは1200メートルのフレッシュチャレンジは6着だったが、その後1700メートルで2連勝。タイム的には印上位の馬と比べると劣るが、勝った2戦ともに楽勝なだけに強い相手とやればタイムは詰められそう。
◎イッシンドウタイ
○ダブルスター
▲グッドタイガー
△ピエールサンダー
△ゴールドメダル
△テイクザクラウン