NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
岩手出身で船橋から遠征のリュウノボーイを狙う。昨年3歳時は芝のオパールカップを制し、OROカップでも古馬相手に3着と健闘。とはいえ芝でしか走らないというわけではなく、休養明け後の今年5月以降は南関東の重賞や準重賞で上位争い。1400メートルの距離が微妙だが、今回のメンバーなら実力は上位。今回鞍上の村上忍騎手は目下岩手リーディング。金曜日に川崎で行われたスーパージョッキーズトライアルではトップの戸崎圭太騎手と同ポイントの2位。鞍上の勢いにも乗りたいところ。
地元の大将格はマイネルプロートス。今回と同じ盛岡1400メートルの岩鷲賞を制し、前走青藍賞はゴールドマインに半馬身差の2着。ゴールドマインは東京競馬場の南部杯に遠征しているだけに、その留守をしっかり守りたいところ。ただ、中央在籍時の今年3月、大井B2B3クラスの条件交流で惨敗しているだけに、もしそれが実力ならリュウノボーイが相手では分が悪い。岩手でのレースぶりは中央の500万下で惨敗していたときよりも良化しているだけに地元の意地を見せたい。
北海道から遠征のタイセイアドミラルは今年6月に南関東から移籍し、前走初めてのオープンで4着。勝ち星が右回りの1200メートル以下のみというのが気になるが、実力的には通用する。
トウホクビジンは数を使われているだけに走るときも走らないときもあるが、地方同士の重賞なら展開がハマれば常に大駆けを警戒したい。
青藍賞4着のマイネルビスタ、中央500万下から転入初戦のA級一組を制したファーストメジャーあたりも連下争いに加われそう。
◎リュウノボーイ
○マイネルプロートス
▲タイセイアドミラル
△トウホクビジン
△マイネルビスタ
△ファーストメジャー