NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
好調馬が多く上位拮抗の興味深い一戦。中でも、前走古馬B2特別で5馬身差圧勝のフレアリングマリーにさらなる上積みが期待できそう。生え抜きの福山ダービー馬ムツミマックスには、6月13日のパール賞で7馬身差をつけて圧勝。続く福山チャンピオンシップも楽勝し、ムツミマックスのほうは自滅した格好。古馬相手に取りこぼしはあるものの、まだまだ底は見せていない。
マルサンランナーは中央1勝馬。転入初戦の古馬B2特別では逃げて惜しくもクビ差2着だったが、3着のフレアリングマリーに2馬身差をつけて先着。ここでいきなり重賞制覇という可能性も十分考えられる。
ムツミマックスは、前々走B1B2特別で勝利と、メンバー中では最上位格付けでの勝ち星。ただフレアリングマリーをはじめとする転入馬との対戦成績を見ると、簡単には勝たせてもらえそうもない。
兵庫から移籍のクインオブターフは、のじぎく賞でグランダム・ジャパン3歳シーズン優勝のマンボビーンに1馬身半差の2着という実力。兵庫では23戦して2度しか掲示板を外していないという堅実派でもある。転入初戦のB1B2特別では3着だったが、ムツミマックスに半馬身先着と、この馬も地元生え抜きの馬たちにとっては手強い相手となりそう。
クールココは、中央未勝利から転入して9戦7勝で、目下4連勝中。前走、初めての古馬との対戦でも難なく勝利と、この馬もまだ底を見せていない。
◎フレアリングマリー
◯マルサンライナー
▲ムツミマックス
△クインオブターフ
△クールココ