NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
地元荒尾同士の一戦なら、タニノウィンザーの実績が断然で、優位はゆるぎない。ここまで荒尾での重賞は7戦全勝。このレース3連覇もほぼ間違いない。
相手には新興勢力からモエレマジックマン。南関東ではA級の下位からB級の上位で走っていた。転入初戦は九州スーパースプリントシリーズの一戦で、さすがに距離が短すぎて6着に敗れたが、以降はA級特別で2、1、1着。タニノウィンザーに勝負を挑めるのは、今回が初めての直接対戦となるこの馬だけかもしれない。
昨年の2着馬テットウテツビは、09年9月以来勝利から遠ざかっている。しかし重賞やA級特別でもたびたび好走があり、連下としては十分に可能性がある。
テイエムメデテカは昨年のこのレース3着。その後も九州記念3着、肥後の国グランプリ4着と、確実に重賞でも上位に食い込む力がある。
シークレットハートも堅実な成績だが、近走はB級でなかなか勝ちきれないレースが続いている。連下争いまでからめるかどうか。
◎タニノウィンザー
○モエレマジックマン
▲テットウテツビ
△テイエムメデテカ
△シークレットハート