NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
1勝馬同士の争いだけに、難解な一戦。
シルバーラビットのデビュー戦は、スタートしてすぐにハナを奪うと、道中は何度か後続との差を測りながら、直線は楽に突き放して5馬身差の勝利。
イチバンボシは、好ダッシュから一旦は単独でハナに立ったが、3~4コーナーで後続を引きつけ、直線を向くと再び徐々に後続を突き放していくという味のある勝ち方。
マニエリスムは、やや離れた4番手を追走し、4コーナーから目一杯に追い出されると、直線ではぐいぐいと伸びて2着馬を9馬身も突き放した。まだまだ力を出し切っていない感じで、距離的にはもっと長いほうがいいように思える。
スクランブルエッグは、スタートこそあまりよくなかったものの、ハナを奪ってマイペースに持ち込むと、直線はそれほど強く追われることなく完勝。
以上、フレッシュチャレンジ勝ちで臨む4頭ともに伸びしろがありそうで、どれが勝つかは難しいが、着差は別として、もっとも余裕を持って勝ったように見えたシルバーラビットを最上位とする。
2戦以上経験している馬では、前走の1000メートル戦を、重馬場とはいえ1分を切るタイムで勝ったダークリバースを挙げておく。
◎シルバーラビット
○イチバンボシ
▲マニエリスム
△スクランブルエッグ
△ダークリバース