NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
地元名古屋に無敗馬が2頭いるが、名馬の登竜門としても知られる笠松の秋風ジュニアを勝ち、その後にJRA認定レースも勝ったマルヨサイレンスが力をつけてきた。その秋風ジュニアでマルヨサイレンスの2着だったバトルアツヒメ、4着だったヨザクラチグサが、10月30日に行われた笠松・ジュニアクラウンでそれぞれ3、2着。マルヨサイレンスがそのジュニアクラウンに出ていれば間違いなく勝ち負けだっただろうが、1着賞金がその3倍、300万円のここを使ってきたのは期待の表れだろう。
10月21日名古屋のサラ2歳特別を好タイムで勝ってデビューから2連勝としたヘイハチキングが相手筆頭だが、ほかにもまだ底を見せていない馬が多い。
ホッカイドウ競馬のJRA認定アタックチャレンジ2着があり、名古屋転入初戦を5馬身差で楽勝したアミーズホープは、経験の差からここでいきなりという可能性もある。
デビューから3連勝のメモリーキャップもまだ底を見せていない1頭。
パラダイスラビーダは、金沢の兼六園ジュニアカップに遠征して2着。その後JRAの芝オープンは惨敗だったものの、前走はヘイハチキングの2着。この馬も巻き返す可能性はある。
◎マルヨサイレンス
○ヘイハチキング
▲アミーズホープ
△メモリーキャップ
△パラダイスラビーダ