10月のスプリントでの1~3着、ハードインパルス、マサアンビション、エイシンハンコックによる再度の争いと見る。
そのスプリントでは1番人気ながら最後の一押しが足りずに半馬身差の2着に敗れたマサアンビションに再度期待する。前走はJBCスプリントJpnIに挑戦。好走とまでは言えないものの、勝ったスーニから2秒1差の7着はまずまずの成績。6月のサマーカップでは、1400メートルでは圧倒的に強い兵庫のベストタイザンにアタマ差で食い下がるなど、今年10歳ながらこの距離ではきわめて安定した成績を残している。やはり連軸ならこの馬だろう。
ハードインパルスが2番手。スプリントでは3番手から抜け出してマサアンビションを抑えたが、前走、JBCの最終レースに行われた1600メートル戦は直線伸びずに4着。まだ底を見せているとはいえず、今回は巻き返したいところ。
エイシンハンコックは中央から転入して今回が4戦目。転入初戦のA2特別は逃げ切り4馬身差の完勝だったが、オープンや重賞ではややカベがある感じ。
上記3頭に割って入れるかどうかというのがケイアイカルディナとエーシンアクセラン。
昨年のスプリントの覇者ケイアイカルディナは、その後1勝したのみで、大崩れは少ないものの勝ちきれないレースが続いている。
エーシンアクセランは、前々走1800メートル戦でエイシンハンコックを負かし、前走1600メートル戦でケイアイカルディナを負かして4連勝と好調。しかし、重賞に限ると1600メートル以上では5戦して2着2回と好走があるのに対し、1400メートルでは2戦していずれも掲示板外と分が悪い。
兵庫から遠征のイイデケンシンは、実績から人気先行になりやすいのに加え、この2戦は今ひとつのレースぶり。またラガーリーダーは今年勝ち星がなく、金沢のオータムスプリントカップでも2着のハードインパルスから大きく離されての8着だけに、このメンバーに入ると厳しそう。
◎マサアンビション
○ハードインパルス
▲エイシンハンコック
△ケイアイカルディナ
△エーシンアクセラン