NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
転入初戦で半信半疑の面はあるが、吉田稔騎手を起用してきたエイシンラージヒルの実績に期待してみたい。前走阿蘇ステークスは最下位だったが、前々走のKBC杯は勝ち馬から0秒7歳の4着。中央のダートオープンでこれだけ走れる力があれば、今回のメンバーなら能力は最上位。あとは地方の砂に適性があるかどうかということになる。
テキサスイーグルは昨年、連対を外さない活躍で下級条件からオープンまで上り詰め、名港盃を制した。その後中央入りして500万では3着が最高だったが、再び名古屋に戻って名港盃を2着。くろゆり賞で離された5着はミツアキタービンが強すぎたためで、前走A3特別をきっちり勝った。エイシンラージヒルに未知数な部分があるため、連軸ならこちらかもしれない。
安定度ならサンキストゴールド。重賞勝ちこそないものの、昨年4月にA級に格付けされて以降、30戦して3着以内を外したのは4回のみという堅実な成績。
フサイチウィードは6月のサマーカップで5着、8月のくろゆり賞では4着、金沢に遠征してのイヌワシ賞で3着と、重賞で確実に掲示板を確保。一線級不在の今回のメンバーなら馬券圏内も期待できそうだ。
◎エイシンラージヒル
○テキサスイーグル
▲サンキストゴールド
△フサイチウィード