NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
笠松から2頭が遠征してきたが、格付け的にもやや力不足。兵庫勢でも近走A1で善戦しているのが印をつけた5頭。おそらくこの5頭の争いだろうが、抜けた馬がなくどれを中心にするか迷うところ。
ここは、9歳にして重賞初勝利を狙うラガーリーダーを中心にしてみたい。年齢のわりにはそれほど出走は多くなく、ここまで35戦。兵庫デビューで中央でも準オープンで入着経験あり。古馬3強不在のここなら十分に勝負になるだろう。中央から戻ったあともオープンクラスで3着を外したのは一度だけ。重賞初挑戦となった今年の新春賞ではバンバンバンクにアタマ差2着。そのバンバンバンクも不在ならますますチャンスは大きそうだ。
対抗格はアルアルアルかエンタノメガミだが、アルアルアルは3歳以降まだ勝ち星がないだけに、エンタノメガミを上にとる。近走やや安定感に欠けるエンタノメガミだが、1400メートルだけを見てみれば、今年4戦2勝、3着4着各1回と大崩れがない。特にA1での勝ち星は2つとも1400メートル戦。牝馬ながら一発の可能性もありそうだ。
4月の格付け変更後にA1特別を勝っているホールドマイラヴ、同じくA1特別で2着のあるタガノコマンダーは連下候補。
勝つ可能性があるのは、▲までの3頭だろう。
◎ラガーリーダー
○エンタノメガミ
▲アルアルアル
△ホールドマイラヴ
△タガノコマンダー