
いよいよ「夜さ恋ナイター」がスタートする。発走時刻を見てちょっと驚いた。メインのトレノ賞が20時20分、最終レースは20時55分。同日大井のメイン、最終よりそれぞれ5分遅れでの発走となる。アクシデントによる発走遅れなどの場合を除き、日本でもっとも遅い時刻に行われるナイトレースとなるのではないだろうか。
重賞勝ち馬でも近走勝ったり負けたりの馬や、高知転入後にまだ底を見せてない馬などがいて、難解な一戦。そもそも近年、高知の古馬戦線は確たる主役が不在で重賞でも荒れることのほうが多い。
中心はオリジナルステップ。昨秋から今年にかけては不振が続いたが、春から復調気配。特に4月以降、1600メートル以上では掲示板外だが、1400メートル戦は4戦3勝、2着1回とオール連対。1300メートルのここでも期待できそうだ。倉兼育康騎手には韓国から帰国後の重賞初制覇がかかる。
相手はオラクルメサイア。昨秋、中央から転入して以降は、19戦して1度しか掲示板を外さないという堅実ぶりで、A1までクラスを上げてきた。前走1400メートルのA1特別でも後方から押し上げてそれほど差のない4着とまずまずの好走。別府真衣騎手は、今回重賞ゆえに減量がないのは不利な材料だが、昨年のロマンタッチに続くこのレース連覇がかかる。
ここのところ勝ったり負けたりのコスモジャイブが不気味な存在。A1特別では苦戦することが多いが、オーストラリアの短距離血統だけに、1300メートルという距離に活路を見出したい。
転入後E級で4連勝中のヘキレキがいきなりこのメンバーに入ってどんなレースを見せてくれるか。
再転入後2戦目のケイエスシンケイトも上積みが見込めそう。
重賞実績は最上位のトサローラン、昨年の覇者ロマンタッチらは近走の調子から無印としたが、最初にも書いたとおり荒れることの多い高知の古馬重賞だけに、あっと驚くレースを見せてくれる可能性はある。
◎オリジナルステップ
○オラクルメサイア
▲コスモジャイブ
△ヘキレキ
△ケイエスシンケイト
もともとアラブと区別する意味で「サラ・クイーンカップ」というレース名だったのだろうが、いよいよ最後に残された福山でもアラブのレースが今シーズン限りかという状況となり、さすがにレース名から「サラ」は取ることになったのだろう。ちなみに昨年ニュースターガールが制した「サラ・プリンセス特別」も、今年からは単に「プリンセス特別」となるようだ。
金沢からの遠征を1頭含む10頭立てで、馬券に絡みそうな馬とそうでない馬と、はっきりしたメンバー構成だが、馬券に絡みそうな馬の中で順番をつけるのは、ちょっと難しい。
関東甲信越では一応梅雨が明けたが、東海地区ではいまだに明けてないらしい。笠松競馬場は、23日は雨は降らないようだが重馬場での開催。そしてクイーンカップ当日はまた雨予報だ。
ならば先行できるスピードがあって、最後も粘れる馬から狙ってみたい。今年中央から転入して3歳の条件戦で6戦オール連対のワールドレデー。前走の関東オークスJpnII惨敗は、さすがに度外視でいいだろう。
実力最上位はトウホクビジン。大雨の東海ダービーはダイナマイトボディに逃げ切られたが、雨馬場にもかかわらず中団から押し上げて2着を確保した。末脚勝負の馬だが、道悪でも十分勝負になる。ただ心配なのは、関東オークスJpnII(7着)、ジャパンダートダービーJpnI(9着)と遠征競馬で強い相手と厳しいレースをしてきたこと。反動がないとも限らず、今回は対抗に落とした。
エーシンロレーンは中央から転入して5連勝中だが、経験不足が気にかかる。ただ勝ちタイムは徐々に上がってきているだけに、上昇の余地はありそう。
2歳時に重賞を3勝しているニュースターガールや、2歳時にジュニアクラウンを制したブルーベリーは、ともに近走結果が出ていないが、牝馬同士のここで巻き返せるかどうか。
◎ワールドレデー
○トウホクビジン
▲エーシンロレーン
△ニュースターガール
△ブルーベリー