NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
JBCクラシック指定競走のオータムカップ。近走重賞では今一歩という感じのメンバーが揃った。
ロードバクシンが前走くろゆり賞で見事復活を遂げた。道中は後方待機も直線で見事な差し切り勝ち。笠松の1900メートルは今回が初めてだが、兵庫時代は2400メートルの重賞を勝っているだけに距離的な不安はない。ゆったり流れるレースはむしろこの馬にはプラス。これといった強敵がいないここで重賞連勝といきたいところ。
前走A3を勝った上がり馬シルクトワイライトも魅力たっぷり。B1クラスの身で重賞初挑戦となった3走前の名港盃は差のない3着。帝王賞JpnI4着があるマルヨフェニックス(2着)に半馬身差まで迫った実力があれば、今回のメンバーなら勝つチャンスは十分にある。
昨年11月の北國王冠以来勝ち星から遠ざかっている金沢のマヤノオスカーだが、05、06年にこのレースで連続2着と好走。今年1月の白銀争覇で重賞初制覇を果たしたエイシンダイオーは、東海ゴールドカップやマーチカップなど笠松1900メートルの重賞で好走歴あり。以上2頭は、勝ち切るまでは厳しいかもしれないが、連下なら。
◎ロードバクシン
○シルクトワイライト
▲マヤノオスカー
△エイシンダイオー