地区交流の重賞で金沢や園田に遠征したときは、かなりの割合でタイトルをさらってくる東海勢だが、なぜか地元のこの東海クイーンカップでは分が悪い。99年までで一時中断されたが、03年に再開されてからの4年間では、03年に名古屋のディアブロメガミが勝ったのみ。その後は、兵庫、兵庫、金沢が勝っている。
今年は金沢、兵庫から1頭ずつが遠征してきたが、どうやら地元勢が断然優勢のようだ。
フルゲート12頭中、7頭が7月19日のサラ・クイーンカップ(笠松)で対戦。勝ったシンメイジョアー、8馬身差をつけられたものの2着のマルヨスーパーラブの力が抜けている。兵庫のプレシャスタイム、金沢のホワイトイナバウアもここに出走していたが、それぞれ3、7着だった。どうやら上位2頭に逆転するのは難しそうだ。
連下候補は別路線組から探すことになる。が、サラ・クイーンカップ上位2頭と勝負付けが済んでいないのは、北海道→大井→中央から転入初戦となるシュガータイムのみ。しかしこれとて昨年9月に大井の2歳戦で3着して以降は、11戦して1度だけ9着があるもののあとはすべて2桁着順。さすがにこれでは期待できない。
となると、ここはやはりシンメイジョアーとマルヨスーパーラブの勝負で間違いないだろう。ただし、サラ・クイーンカップでシンメイジョアーが8馬身の差をつけているとはいえ、今回も同じ1、2着かというと、そこは疑ってかかりたい。マルヨスーパーラブは、オッズパークファンセレクションを勝っての参戦だったが、一線級との対戦はサラ・クイーンカップが初めて。重賞級のペースを1度経験した今回は、巻き返す可能性もある。シンメイジョアーが中心であることに変わりはないが、オッズを見て馬単の裏も買ってみたい。
3着候補にケイウンフレンドとプレシャスタイム。
3連単なら、シンメイジョアーとマルヨスーパーラブを1着と2着に、そして3着にケイウンフレンドとプレシャスタイムで、4点買いでどうだろう。
◎シンメイジョアー
○マルヨスーパーラブ
△ケイウンフレンド
△プレシャスタイム