兵庫で期間限定騎乗をスタートさせた直後、怪我をして休んでいた内田利雄騎手が復帰していた。恥ずかしながら兵庫ダービーの予想をしようと思って枠順を見るまで気づかなかった。
それから金沢の吉原寛人騎手もピンポイントで参戦。さまざまなところで書いているので、このブログで書いたかどうかはわからないが、トップジョッキーがいろいろな競馬場で乗れるような機会はどんどん増えてほしい。
さて、今年の兵庫の3歳世代は確たる中心馬がなく、重賞レースのたびに着順が入れ替わる大混戦。この状況なら、今回も重賞初挑戦組の台頭があっても不思議ではなく、難解な一戦となった。
ここは兵庫チャンピオンシップJpnIIで、地方最先着の3着に食い込んだ牝馬、エンタノメガミが中心。勝ったフェラーリピサは次元の違う強さだったが、エンタノメガミは3コーナーからロングスパートで、直線混戦の3着争いを制した。同じ1870メートルなら今回も期待できそう。
どちらを本命にしようか迷って、ほとんど差はないのだが対抗にはユキノアラシ。地元勢同士のレースでは、ここまで6戦3勝、2着3回と連対を外していない安定感がある。
重賞初挑戦組からは、リヴァーフィールド。中央遠征を除けば、5戦4勝、2着1回。昨年11月には、菊水賞1番人気だったマイシスドリームを差し切った経験があるが、その後急激に成長しているとはいえず、中心とまでは推しにくい。
ダートグレード以外の地元重賞では3戦していずれも3着と堅実に走るホクセツファミリーも連下まで。
菊水賞では1番人気に推されたものの、出遅れてまったく勝負にならなかったマイシスドリームだが、どうだろう。続く3歳のT1特別を勝ってはいるものの、評価できるほどのレースでもない。菊水賞の1番人気は未知の魅力が評価されすぎたような感じで、今回は狙いを下げる。
◎エンタノメガミ
○ユキノアラシ
▲リヴァーフィールド
△ホクセツファミリー
△マイシスドリーム