NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
青藍賞は、地方全国交流なのだが、他地区からの遠征が1頭もないのはなんとも残念。
しかし、地元馬同士の争いとはいえ、タイキシェンロンは7月2日の栗駒賞(4着)以来顔を見せず、エアウィードもシアンモア記念を勝って以降は不振が続いていて、なんとも難解なレースとなった。
ならば本命は、南関東から戻って休養明け叩き2戦目となるウツミジョーダンを推してみる。05年の川崎記念で3着したときほどの力はないかもしれないが、昨年暮れから今年にかけても浦和記念4着、川崎記念6着と好走はしている。それだけの力が発揮できれば、このメンバーなら実力上位だろう。
相手には、マーキュリーカップ、クラスターカップと強いメンバーにもまれているベルモントシーザー。
そして本調子にないとはいえ、連覇を狙うエアウィードも地元馬同士の争いならはずすわけにはいかない。
さらに昨年2着のローランボスコに、重賞はこれが初挑戦となるヤマニンエグザルトまで。前走すずらん賞を勝ったミサキノハンターは斤量に恵まれた感があり、高松騎手でも減量特典がない今回は見送る。
◎ウツミジョーダン
○ベルモントシーザー
▲エアウィード
△ローランボスコ
△ヤマニンエグザルト