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NARグランプリ2024表彰式に出席してきました。華やかな会場に、昨年地方競馬で大活躍した方々が集結して、とても濃厚な時間でした。表彰式の途中には特別なイベントがあって、昨年から本格的に始まった新ダート体系について、ファンの方々からいただいたご意見に対し、NARの相川理事がお答えする、という場面もありました。ダート改革は始まったばかり。まだ試行錯誤の段階なので、現在の改革を土台とし、ファンの方々や関係者からのご意見も伺いながら、よりよい改革を進めて欲しいと願っています。
当日の様子は、NAR公式YouTubeでご覧いただけますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/live/pCvYZ-s3FPQ?si=TBrpTnBhtQH6wvYW
さてここからは、表彰式の前に行われた記者会見の模様をリポートします。
【年度代表馬、4歳以上歳優秀牡馬】ライトウォーリア(川崎)
内田勝義調教師(川崎)
「このような賞をいただき、大変感謝しております。
(一昨年は)どこも悪いところがないのに勝ち切れないレースが続き、悔しい思いをしていましたが、昨年報知オールスターカップを勝って気持ちが楽になりました。川崎記念では状態も良かったですし、吉原くんに無理してでも逃げてくれと伝えました。道中絶妙なペース配分で、吉原くんの腕ですね。
ゴールした時には夢のようで、ボーッとしていました。次の日の新聞を見て実感が湧いてきました。
【提供:NAR】
コリアカップは私自身も初の海外遠征でしたが、初めての割にはいい感じで出走できたと思います。ゲートボーイを気にしてスタートを上手く出ることができず、これまでのような位置で競馬をすることができませんでした。ですが、3コーナーから上がって行く脚を見せてくれて、この仔、変わったなと。とてもいい経験になったと思います。
昨年と同じく報知オールスターカップから川崎記念の予定です。8歳でも若くて元気です」
吉原寛人騎手(金沢)
「年度代表馬に選ばれてとても嬉しいですし、その背中に乗れたことが光栄です。
関係者の方々に感謝しています。
【提供:NAR】
報知オールスターカップは本当にいい状態で、ちょっと掛かり過ぎました。川崎記念ではそこを気を付けようと思っていましたが、返し馬からさらにパワーアップしていました。
絶妙なペースで行けて、最後は粘り切ってくれて、すごく嬉しくて思わずガッツポーズが出ました。馬にもとても感謝しています。
コリアカップは手探りな状況でも厩務員さんが一生懸命やってくれて、いい状態で出走することができましたし、初物づくしで馬自身戸惑いもあったと思いますが、よく頑張ってくれましたね。この経験をこれからに活かしたいと思います。
(5日の報知オールスターカップでは)年度代表馬に恥じないレースをしたいと思います。いい結果を出して、またいつか海外や夢のある遠征に行けたら嬉しいです」