*27日(火)金沢 第12R『第7回石川ダービー』 2000m 18:00発走*
ダービーシリーズの最終戦、石川ダービー。
ここはショウガタップリ1強ムードでしょう。
デビューからここまで負けなしの9連勝中。
途中、他地区遠征の話もありましたが、成長を優先して現在に至ります。
前走は吉原寛人騎手騎乗のスカイピースにかなりあおられ、初めての負けを喫するのかとハラハラしましたが、それでも力でねじ伏せてくれました。
今回は吉原寛人騎手が鞍上。
距離延長も問題ない馬ですし、すんなりと勝ち切って、さらなる高みを目指して欲しいです。
対抗はノブノビスケッツ。
金沢ヤングチャンピオンで負けた時には距離がどうかなと感じましたが、じっくりと休養を取り、ここ2戦は1700mを連勝中。
特に前走の北日本新聞杯は強い内容で圧勝しました。
今ならば距離延長もこなしてくれると思いますし、ショウガタップリにどこまで食い下がれるか楽しみです。
スカイピースはノトキリシマ賞でショウガタップリに勝つんじゃないかと思うくらいの競馬を見せてくれました。
今回は兵庫から吉村智洋騎手が参戦。
積極的なレースを期待しています。
北日本新聞杯2着だったボストンコモン、移籍初戦を勝利で飾ったクリスタルミリオンまで。
◎9、ショウガタップリ
〇12、ノブノビスケッツ
▲7、スカイピース
△2、ボストンコモン
△11、クリスタルミリオン
*25日(日)佐賀 第6R『第3回佐賀ユースカップ』 1400m 18:05発走*
九州ダービー栄城賞が終わって一段落の3歳戦線。
距離短縮でも重賞戦線で戦って来た馬たちか、新興勢力か、という戦いでしょう。
本命にしたのはブレイブアモーレ。
九州ダービー栄城賞では、テクノゴールドには及ばなかったものの、中団からいい脚で伸びて2着に入りました。
飛燕賞でも3着に来ているように、1400mへの距離短縮も問題ないと思います。
ダービーで揉まれた経験を活かして、ここは初重賞制覇のチャンスだと期待しています。
対抗は新興勢力といえるホームラン。
前走はものすごい末脚を使って圧勝しました。
あの脚が1400mでも使えるかがポイントですが、移籍初戦で勝っている距離。
鞍上は兵庫の吉村智洋騎手で、思い切ったマクりをしてくれるのではないでしょうか。
ネコネコロコガールはいつも頑張ってくれて、安定した成績の馬です。
前走で2勝目を挙げたわけですが、好位から上手な競馬で勝利しました。
先行力があって立ち回りが上手いので、今回も大崩れはなさそうです。
アネロイドの前走は道中から抜群の手応えで、まったく危なげない勝ちっぷりでした。
今年に入ってグングン成長している印象で、重賞でも気になります。
ひと脚は使ってくれるウォーボーイまで。
◎8、ブレイブアモーレ
〇3、ホームラン
▲2、ネコネコロコガール
△12、アネロイド
△1、ウォーボーイ
*22日(木)園田 第11R『第13回園田FCスプリント』 820m 17:55発走*
このコース大得意の高知ダノングッドが本命です。
2020年は2着でしたが、ものすごい末脚を披露して衝撃を受けました。
2021年は外々を回って直線先頭に立つと、後続を6馬身も千切る圧勝劇でこれまた衝撃を受けました。
2022年は好スタートを決めて3番手追走から、直線半ばで先頭に立つとそこから5馬身突き放すという、これまた衝撃的な強さを見せてくれました。
11歳馬ですが衰えはまったく感じません。
前走の佐賀ゴールドスプリントも強かったですし、ここは3連覇濃厚ではないでしょうか。
吉村智洋騎手騎乗のメイプルグレイトは、前走58kgを背負っての2着でした。
勝ったメイプルシスターとは9kg差があったわけで、それで0.3秒差であれば逆転は十分ありそうです。
しばらく58kgで走って来た分、57kgになるのも好材料でしょう。
地元兵庫のメイプルシスターは、1000m以下の距離ではすべて連対を果たしている超短距離馬で、この路線に変えて現在は4連勝中と花開きました。
前走はルーキーの山本屋騎手騎乗で49kgという軽斤量も大きかったと思いますが、今の勢いであれば重賞でも楽しみです。
高知のジョーロノも気になる存在。
2021年の優駿スプリントで3着だった馬で、溢れるスピードのある馬です。
この距離であれば、ダッシュ力を活かして上位争いに食い込んでくれるのではないかと期待します。
ダノングッドと同厩舎のダノンジャスティスは、一昨年3着昨年2着、昨年は園田チャレンジカップを勝っているように、この馬も園田のコースを得意としています。
今年も別府真司厩舎のワンツーもあるかもしれません。
◎11、ダノングッド
〇8、メイプルグレイト
▲3、メイプルシスター
△2、ジョーロノ
△4、ダノンジャスティス
*20日(火)水沢 第12R『第51回一條記念みちのく大賞典』 2000m 18:05発走*
伝統の一戦に相応しく、現在の岩手中距離戦線の猛者たちが集結しました。
その中でも本命にしたのは牝馬ゴールデンヒーラー。
前走のシアンモア記念も期待しましたが、残念ながら6着でした。
好スタートから逃げて直線突き放すかと思ったのですが、早々に失速する形。
ただマークして来たヴァケーションはもっと早く手ごたえがなくなっていましたし、不良馬場で早め早めの展開になって、前にいる馬たちには厳しい流れだったと感じます。
今回は水沢2000mに舞台がかわって、道中はある程度落ち着いた流れになると予想。
前走からの巻き返しに期待しています。
ノーブルサターンは岩手移籍後4戦3勝、休み明けだった赤松杯こそ4着でしたが、信頼できる末脚を持っている馬です。
シアンモア記念では楽に3番手を取り、安定した強さを見せてくれました。
2000mに距離が延びることは歓迎材料ですから、引き続き好勝負してくれるでしょう。
グローリーグローリもシアンモア記念では伸び切れずの5着でしたが、続くあすなろ賞では強い競馬であっさり巻き返し。
ここはメンバーも揃って楽ではないですが、高知の宮川実騎手が騎乗することも楽しみです。
ヴァケーションは桐花賞でノーブルサターンとの壮絶な追い比べの末2着、休み明けだった赤松杯も僅差2着と勝ち切れていませんが、どちらも見せ場十分な内容でした。
シアンモア記念では早めに失速してしまいましたが、見限るのは早計でしょう。
休み明けを一度使ったマイネルアストリアまで。
◎10、ゴールデンヒーラー
○8、ノーブルサターン
▲12、グローリーグローリ
△2、ヴァケーション
△6、マイネルアストリア
*18日(日)高知 第7R『第51回高知優駿』 1900m 18:15発走*
ここはもう、ユメノホノオでしょう。
デビュー当初は揉まれ弱いところがありましたが、今はしっかりと競馬を覚えて、加速していく脚が他の馬とはまったく違います。
黒潮皐月賞ではデステージョがかなり食い下がって来ましたが、追い比べを制して勝ったことは収穫。
距離が延びることもプラス材料ですから、連勝でダービー制覇を期待しています。
対抗はデステージョ。
兵庫ジュニアグランプリで3着に来た実績の持ち主です。
土佐春花賞ではユメノホノオにあっさり負けてしまいましたが、黒潮皐月賞では本当によく食い下がりました。
距離延長はカギですが、ここに来て状態が上がって来ている印象で、ユメノホノオ相手に今回も好勝負してくれるのではないでしょうか。
ポリゴンウェイヴの扱いをどうするかが、このレースのポイントになりそうですね。
能力的には相当強いですが、気性面でまだ難しいところのある馬ですから、初めての高知で集中力が続くかどうか。
クラウンカップでは逃げて押し切りましたから、こういう展開に持ち込めれば面白いと思います。
北海道時代に騎乗していた落合玄太騎手が騎乗するというのも楽しみです。
大井のタイガーチャージは門別で中距離戦を2勝しているので、タフな高知の馬場は合いそうです。
佐賀のネオシエルは前走逃げたくないのに逃げる形で戸惑っていた印象。力負けではないと思っています。
末脚確かな兵庫のブエラフェルテまで。
◎9、ユメノホノオ
○2、デステージョ
▲5、ポリゴンウェイヴ
△12、タイガーチャージ
△1、ネオシエル
△4、ブエラフェルテ