10月25日に栃木県那須塩原市にある地方競馬教養センターに行って来ました。
教養センターは現在大規模工事中。
44年ぶりに本館を新しく立て直し、体育館も新しくして本館とドッキング。
とても大きくて立派な施設が誕生しました。
【新本館を中心とした教養センター全体写真】
【新本館の玄関】
玄関の中に入ると、見覚えのあるオブジェが...
【玄関のオブジェ】
こちらは旧本館の3階にあったものと同じもの。
44年前に旧本館を建てる時、益子町の若手陶芸作家だった藤原郁三さんにお願いして作っていただいたものだそうで、44年たった現在、藤原さんはレジェンドとしてさらにご活躍を続けているそうです。
当初は旧本館にあるものをそのまま新本館に移設する計画が立てられましたが、壁に埋め込まれているため、かなり難しい作業になる、ということで、当時と同じ作品を再び作っていただいたそうです。
1階は右側が職員室、間にシャワー室付きの更衣室を挟み、左側が体育館となっています。
【最新設備の体育館】
バスケットボール、フットサル、バドミントン、バレーボール、剣道など、いろいろな競技が出来るよう、カラーテープでコートが書いてありました。
以前の体育館はかなり年季が入っていましたが、真新しい体育館はとてもキレイで、授業で使うことはもちろん、自由時間に候補生たちがいろいろなスポーツを楽しんでいるそうです。
2階には教室とトレーニングルームがあります。
【馬術や法規、一般教養などを学ぶ教室】
【黒板ではなくホワイトボード】
今の時代は黒板ではないんですね!!!
トレーニングルームには木馬がずらり。
最新のものから、昭和の時代からずっとある年代ものの木馬まで揃っています。
【木馬たち】
木の木馬はわたしも候補生時代にお世話になりました。
以前は候補生の寮から本館や体育館は少し離れていたのですが、今回は場所的にも近くなり、さらに屋根付きの渡り廊下も出来ました。
【寮からの渡り廊下】
各自自由時間にトレーニングがしやすくなりましたね。
そして、カウンセリングルームもありました。
【カウンセリングルーム】
定期的にカウンセラーの方に来ていただいて、カウンセリングを行ったり、メンタルトレーニングにも力を入れているそうです。
ここまでは新本館のご紹介でした。
そして、もう一つの大規模工事が馬場。
来年栃木県で行われる国体では、この教養センターで馬術競技が行われることになりました。
【障害馬術競技が行われる馬場】
【走路の奥が馬場馬術競技が行われる馬場】
そして厩舎には、2015年の勝島王冠を勝ったムサシキングオーがいました!
今は候補生たちに競走訓練をつけてくれる先生です。
性格は素直で、とても優秀な先生だそうですよ。
【ムサシキングオーの馬房にて】