③田中 洸多(たなか こうた)
大井競馬場 荒井朋弘厩舎
宮城県仙台市出身 17歳
小学校2年生くらいの時に、母が乗馬クラブのチケットをもらって来てくれて、体験乗馬をしたのがきっかけで乗馬を始めたんですけど、東日本大震災の時に乗馬クラブも大きな被害を受けてしまったんです。
1年後に乗馬クラブがあったところに行ってみて。行きはたんぽぽとか摘んでルンルンだったんですけど、帰りは涙が止まらなくなってしまいました。
結局、しばらく馬から離れていたんですけど、もう一度馬に関わりたいなと。そこからまた別の乗馬クラブで馬に乗っていました。
荒井厩舎所属になったのは、祖父が馬主をしていて、その縁で所属させてもらえることになりました。
先生は優しいですし、厩務員さんたちもとてもよくしてくれて、すんなりと馴染むことが出来ました。
実習中印象に残っている馬はクルセイズスピリツです。
見た目は小柄なんですが、踏み込みが力強くて、すごくしっかりしていました。
真島大輔騎手や、西啓太騎手にいろいろなことを教えていただきました。
真島騎手のような力強く魅せる騎乗が出来るようになりたいですし、西騎手も騎乗はもちろん、普段の人とも接し方などもとても勉強になりました。
小林の新人記録を出した西さんの初年度勝利数を越えられるよう頑張ります!
④池谷 匠翔(いけたに たくと)
川崎競馬場 内田勝義厩舎
神奈川県川崎市出身 18歳
騎手を目指したきっかけは、小学校6年生の時に父の知り合いの馬主さんに北海道に連れて行っていただいたり、体が小さいから騎手に合っているんじゃないかと言われたことです。
僕が「騎手になりたい」と言ったら父が部屋の一つをトレーニング部屋にしてくれて、とても協力してくれました。
競馬場実習で印象に残っている馬はミナミンです。
最初に乗せてもらったころから、だんだんと成長することを感じさせてくれました。
内田先生は厳しいですが、いろいろなことを教えていただきました。
厩務員さんたちはジョッキー出身者が多く、乗ることだけではなく馬の扱いについてもとても勉強になりました。
同期には負けたくないですが、デビューしたら自分との戦いだと思っているので、自分に負けたくないですね。
諦めずに追える騎手になりたいです。
⑤古岡 勇樹(ふるおか ゆうき)
川崎競馬場 岩本洋厩舎
福岡県北九州市出身 19歳
小学校4年生の時に、両親に小倉競馬場に連れて行ってもらったことがきっかけで、騎手を目指すようになりました。
小倉の乗馬センターに通って乗馬をするようになりました。
岩本厩舎はみんな仲が良く、実習の最後にはヒカリオーソに乗せていただきました。
背中が柔らかくて、1歩1歩弾力があり、他の馬にはない走りだなと感じました。
池谷くんとは同期で同じ競馬場なので、いろいろ比べられると思いますから、負けないよう頑張ります!
川崎だけでなく地方競馬全体を盛り上げていける騎手になりたいです。