*19日(水)園田 第10R『園田ユースカップ』 1400m 16:05発走*
本命にしたのは牝馬ステラモナークです!
前走園田クイーンセレクションでは、トーコーヴィーナスが勝った時よりも1秒以上速いレースレコードで勝利。
3,4コーナーまでは2着だったハリオアマツバメと一騎打ちの様相でしたが、直線だけで7馬身ぶっちぎりました。
相当な高速馬場であったことは確かですが、それでもあの展開で7馬身差を付けたのにはびっくり。
高い能力があるし、レースも上手。
今回は牡馬相手になりますが、3歳AB特別を勝ったカトゥールに4馬身差圧勝していますから、力の比較でもこの馬が一枚上と考えます。
対抗は名古屋からの遠征馬エイシンハルニレにしました。
名古屋移籍後3連勝。しかも前走は3歳1組で8馬身差の圧勝劇。馬体重も徐々に増えて来て、走りも力強くなっている印象です。
これまで門別、盛岡、水沢と経験を積んで来たので、初めての園田も上手にこなしてくれるでしょう。
気になるのは展開で、ステラモナークと同じく逃げて結果を出して来ましたが、今回枠的にはステラモナークが内に入りましたから、番手の競馬になりそうです。
以前は逃げないで競馬をして来た馬なので、大きな問題はなさそうですが、2頭がやり合う形になると、ペースが上がって末脚勝負の馬が台頭して来そうな気もしています。
末脚、といえば前走のゴールドジュニアで上がり3ハロン36.8という驚異的な末脚を見せたガミラスジャクソン。
レース自体の上がりが40.0ですから3秒以上も違うことになります。
シンガリ人気でしたが、後方の内からスイスイ上がって行って、3,4コーナーで外に出すと一気に差し切り勝ち。
展開が向けば、前走の再現もあると思います。
園田クイーンセレクションで2着に踏ん張ったハリオアマツバメ、前走3歳AB特別を勝ち切ったカトゥールまで。
◎2、ステラモナーク
○6、エイシンハルニレ
▲1、ガミラスジャクソン
△9、ハリオアマツバメ
△5、カトゥール
*13日(木)名古屋 第10R『梅見月杯』 1900m 15:50発走*
本命にしたのは宮下瞳騎手騎乗のポルタディソーニです!
逃げなくても競馬は出来ますが、やっぱり逃げた方がいい馬で、内枠に入ったのは絶好でしょう。
強力な同型のマイタイザンがいますが、この枠を活かして逃げる形になるのでは。
前走は2番手からサムライドライブの2着に粘りましたが、スタートダッシュだけならばサムライドライブよりも速かった印象です。
枠がサムライの方が内だったので、無理に競って来ませんでしたが、ここは好機到来と考えます。
対抗は実力的にマイタイザンを推します。
去年のこのレースは1枠1番から逃げに持ち込んで、2着以下を6馬身千切る圧勝でした。
今年は同型のポルタディソーニが内枠にいて、自分の形には持ち込めないと思いますが、外枠で揉まれない競馬ならば問題ないと思います。
ただし、ダートグレードでも逃げている馬なので、ポルタディソーニとやり合うような形になると、どちらも厳しい流れになりそう...というところが怖いです。
3番手評価はパイロスターにしました。
兵庫移籍後2連勝。どちらもA1A2クラスとはいえ、なかなかの好メンバーが揃った中で完勝しました。
今回は初めての1900mがカギになりそうですが、これまで1800mは経験豊富だし、超小回りの名古屋ならばこなしてくれると思います。
もう1頭兵庫からの遠征馬エイシンミノアカも気になるところ。
兵庫移籍後まだ勝ち星はありませんが、重賞でも好走している馬。
中団から差して来るイメージなので、前がやり合う展開になればさらに怖い存在です。
安定感のあるサンデンバロンまで。
◎2、ポルタディソーニ
○8、マイタイザン
▲10、パイロスター
△11、エイシンミノアカ
△5、サンデンバロン
昨日は千葉県白井にあるJRA競馬学校で、第36期生の卒業式が行われました!
この日10時に騎手免許試験の合格発表があり、4名共に無事に合格。
最後の訓練となる模擬レースを行いました。
これまで、現役の先輩ジョッキーや教官たちと一緒に模擬レースを重ねて来ましたが、同期4人だけで行うのは初めてだったそう。
勝ったのは後方から追い込んだ原優介くんでした。
ご家族や所属調教師が見守る中で1着となった原くん、さぞ喜んでいるかと思いきや、
「1コーナーで膨れてしまい、周りに迷惑を掛けてしまいました。デビューまでまだ時間があるので、しっかり学んで修正したいです」
と、謙虚なコメント。
なにはともあれ、無事にすべての訓練を終了し、卒業式を迎えました。
来賓の方々や、調教師会会長の橋田満調教師、騎手会会長の武豊騎手などたくさんの方々に見守られ、卒業証書授与。
最も優秀な成績を収めた生徒に贈られるアイルランド大使特別賞は、泉谷楓真くんが受賞しました。
武豊騎手からは、
「これから辛いこと、大変なことがたくさんあると思いますが、今日の気持ちを忘れないでください」
と温かいエールを送られました。
左から、秋山稔樹くん、泉谷楓真くん、武豊騎手、小林脩斗くん、原優介くんです。
其の弐では、それぞれのプロフィールを詳しくご紹介していきます。
それでは4名の詳しいプロフィールをご紹介していきます。
個人のお写真が撮れていなくてすみません。
こちらは記念の植樹でのもの。
左から、秋山稔樹くん、泉谷楓真くん、小林脩斗くん、原優介くん。
会見でも同じ並びでしたので、この順番にご紹介していきます。
【秋山 稔樹(あきやま としき)】
美浦・蛯名利弘厩舎
目標は武豊騎手
千葉県出身
「騎手になったきっかけは、父親が競馬ファンで、市川市に住んでいたので子供の頃から中山競馬場へ連れて行ってもらいました。
思い出のレースはエイシンフラッシュが勝ったダービーで、家族で見に行っていたんですけど父の馬券が当たって、夕ご飯がやけに豪華だったなという(笑)
自分の意志で騎手を志しましたが、上手く親に乗せられたのかもしれません(笑)。騎手になって、とても喜んでくれています。
これからはさらに厳しい世界に入るので、デビューまでの期間も精進して、家族のためにも頑張ります!」
【泉谷 楓真(いずみや ふうま)】
栗東・本田優厩舎
目標は四位洋文騎手
山口県出身
「親の職場で競馬好きの方がいて、その方に誘ってもらって小倉競馬場に行ったのがきっかけです。
小学校5年生だったんですけど、カッコいいなと思ってすぐに乗馬をはじめました。
競馬学校の思い出は模擬レースが強く印象に残っています。実際の競馬とは違うと思いますが、その中でもたくさん失敗していろいろなことを学びました。
目標とする騎手は四位騎手です。馬に負担を掛けない技術がすごいなと思っています。
競馬に出走する馬たちには、たくさんの人の想いがありますから、常に技術の向上に努め、信頼される騎手になりたいです」
【小林 脩斗(こばやし しゅうと)】父親は元騎手の小林久晃調教助手
美浦・奥平雅士厩舎
目標はジョアン・モレイラ騎手
茨城県出身
「父が元騎手だったので、物心ついた時から騎手に憧れていました。
「騎手になりたい」と言ったら大反対されたんですけど、日々トレーニングしたり、乗馬に真剣に向き合って、親を説得しました。
昨年不幸があって、母が亡くなってしまいましたが、「自分で決めた道なのだから、しっかりと努力して目標を達成しなさい」と言ってもらい、
人から信頼してもらえるような騎手になると母に約束したので、いい報告が出来るように頑張ります。
名前の由来は、父がサッカー好きなのと、母が「親しみを持って呼びやすい名前を」ということで、脩斗とつけたみたいです」
【原 優介(はら ゆうすけ)】
美浦・武井亮厩舎
目標は津村明秀騎手
東京都出身
「2歳から水泳をしていて、関東大会や都大会に出場していましたが、中学の時に壁を感じて悩んでいました。
身長が低くても戦える200mバタフライをしていたんですけど、他のアスリートの選択肢はないかなと検索したところ、騎手という職業を知りました。
当時は52キロあったので、10キロ減量して入学しました。貧血になったり、なかなか大変だったのですが、根性で乗り切りました。
乗馬をしていなかったので、競馬学校に入った頃はついていくのが大変でしたが、無事に卒業出来てホッとしています。
最初「騎手になりたい」と両親に言った時にはとても驚いていましたが、今は自分の天職なのではないかと思えるくらいです。
しっかり努力して、まずは初勝利を目指します!」
*6日(木)笠松 第9R『ウインター争覇』 1800m 15:45発走*
前走のマイル争覇で久しぶりに重賞制覇を果たした、我らがサムライドライブが出走します。
逃げられるか、さらに1800mへの距離延長が大きなカギになりそうです。
前走後、岡部誠騎手にお話を伺ったら、
「休み明けでまだ最高のデキというわけではなかったので、これからさらに良くなっていくのではないかと思います」
と仰っていました。
わたし的には、もう重賞は勝てないんじゃないか...と思っていた時期もあった中での復活劇。
「自分の形に持ち込めれば強い馬だし、まだまだやれますよ」ということで、今後がとても楽しみになりました。
今回岡部騎手は騎乗停止により、鞍上は村上弘樹騎手になりました。
村上騎手は昨年124勝を挙げ、名古屋リーディングは第2位に躍進。
2014年デビューで、キャリア6年目でブレイクしました。
サムライドライブをどんな風に導いてくれるか楽しみです。
対抗は地元笠松のストーミーワンダー。
ここ2戦4着に負けていますが、勝ち馬がケイマだし相手が強かったという印象。
1800mは久しぶりですが、勝った経験もあるし、3走前に1700mの姫山菊花賞も勝っているのでまったく問題なし。
姫山菊花賞ではあのタガノゴールドを破って1着となったわけで、この馬も相当な実力の持ち主です。
今回は笠松グランプリ以来の実戦になるので、状態面がポイントになりそうです。
ニューホープは笠松コース3戦2勝2着1回とパーフェクト。
しかも3戦すべてが重賞での成績ですから、実力の高さが伺えます。
前走の東海ゴールドカップは早め先頭で押し切りました。
レースが上手だし、今回も崩れることはないのではないかと考えます。
安定感あるドリームスイーブル、移籍3戦目となるキタノナシラまで。
◎6、サムライドライブ
○9、ストーミーワンダー
▲5、ニューホープ
△8、ドリームスイーブル
△1、キタノナシラ