平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
昨日は千葉県白井にあるJRA競馬学校で、第36期生の卒業式が行われました!
この日10時に騎手免許試験の合格発表があり、4名共に無事に合格。
最後の訓練となる模擬レースを行いました。
これまで、現役の先輩ジョッキーや教官たちと一緒に模擬レースを重ねて来ましたが、同期4人だけで行うのは初めてだったそう。
勝ったのは後方から追い込んだ原優介くんでした。
ご家族や所属調教師が見守る中で1着となった原くん、さぞ喜んでいるかと思いきや、
「1コーナーで膨れてしまい、周りに迷惑を掛けてしまいました。デビューまでまだ時間があるので、しっかり学んで修正したいです」
と、謙虚なコメント。
なにはともあれ、無事にすべての訓練を終了し、卒業式を迎えました。
来賓の方々や、調教師会会長の橋田満調教師、騎手会会長の武豊騎手などたくさんの方々に見守られ、卒業証書授与。
最も優秀な成績を収めた生徒に贈られるアイルランド大使特別賞は、泉谷楓真くんが受賞しました。
武豊騎手からは、
「これから辛いこと、大変なことがたくさんあると思いますが、今日の気持ちを忘れないでください」
と温かいエールを送られました。
左から、秋山稔樹くん、泉谷楓真くん、武豊騎手、小林脩斗くん、原優介くんです。
其の弐では、それぞれのプロフィールを詳しくご紹介していきます。