*14日(木)名古屋 第11R『名古屋グランプリ』 2500m 15:45発走*
ここはなんといってもカツゲキキトキトでしょう!
昨年のこのレースは3着に好走しましたが、そこからもう一回りパワーアップして強くなってくれましたね。
特に印象的だったのは3走前の白山大賞典。
インカンテーションには離されたものの、クリノスターオーとの叩き合いを制して2着に食い込みました。
ゴールド争覇では、ダートグレードホースのトウケイタイガーと一騎打ちかと思われましたが、直線はあっという間に抜き去りました。
前走の東海菊花賞は勝って当然というメンバー構成で、ここは2番手から早め先頭という王者の走りを見せてくれましたね。
大畑騎手のお話しでは、デビュー時にはまさかここまで強くなると思っていなかったそう。
「僕が初めてレースで乗ったのは4戦目だったんですけど、まだ470キロ台で体もできていなかったし、性格もやんちゃで走ることに集中できていませんでした。
それが使っているうちにだんだん身になっていって。今は520キロ台ですから本当に成長してくれました。
まだ調教ではやんちゃなところがあって気が抜けませんけど、レースでは前に馬がいれば追いかけて行くし、後ろから馬が来ればまたハミを取ってくれる。
ものすごく勝負根性のある馬です。
なんとかダートグレードを取りたいと、錦見厩舎一丸となってがんばってきたので、ここは馬の力を信じて勝ちに行く競馬をします!」
ということでした。
ちなみに昨年の3着に関しては、「展開に恵まれただけ」と、あまり評価していない様子。
昨年より強くなった今年、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
立ちはだかるのはやはりJRA勢でしょう。
オールブラッシュは川崎記念を制しているため58キロでの出走となりますが、底力はあるし、楽に先手を取った時には怖い存在です。
前走の浦和記念でも渋太く伸びて3着に入っていたし、これまで戦ってきた相手を考えると軽視はできません。
クリノスターオーは前走の浦和記念こそ見せ場はなかったものの、基本的に地方ダートグレードでは崩れません。
白山大賞典でキトキトが先着しているとはいえ、ここも安定した走りをするでしょう。
メイショウスミトモはチャンピオンズカップを使って日が浅いこと、トップディーヴォは前走除外になっていることで、当日の気配を重視したいです。
タガノディグオはここ3戦いまいちですが、自分の走りができたら強い馬。
距離延長でロングスパートを活かせれば。
◎5、カツゲキキトキト
〇11、オールブラッシュ
▲2、トップディーヴォ
△3、クリノスターオー
△9、タガノディグオ