*30日盛岡 第12R『せきれい賞』 2400m 18:10発走*
地方全国交流戦のこのレース、過去10年で遠征馬が6勝しています。
芝適性の読みがわかりづらく、難しい一戦です。
本命にしたのは岩手の大将格サンエイゴールド。
3歳だった昨年も本命にしたのですが、南関東からやってきたパーティメーカーとビームライフルに僅差で及ばず、0.1秒差の3着に負けてしまいました。
しかし、内容は悪くなかったし、芝で7勝、芝重賞4勝の実績馬。
4歳になった今年はさらに強さを増していて、前走は同じ舞台で突き抜けました。
デビュー時は470キロ台だった体は、今や500キロ台に突入。肉体的にも精神的にも、大きな成長を感じます。
地元馬との力関係ははっきりしているし、あとは遠征馬との兼ね合いですが、今の勢いならばいいレースをしてくれるのではないでしょうか。
対抗は迷いましたが岩手のブレイズアトレイルにしました。
JRA5勝の超実績馬。
岩手移籍初戦は芝のオープン特別をぶっちぎり、岩手でもう一花咲かせてくれるのでは!と期待したのですが、
昨年のこのレースは取り消しだったり、なかなか勝ち切るまでいかなかったりと、今一歩のところで甘んじている印象です。
ただし、やはり芝適性は高く、大きく崩れることはありません。
前走のかきつばた賞では、2番手から進み勝負所で手ごたえがなくなったように見えましたが、そこからじりじりと踏ん張って2着を確保。
この舞台ならば、安定して結果を出してくれると思います。
遠征馬の評価が難しいところですが、昨年激走したパーティメーカーは侮れません。
もともと2歳時に盛岡の芝で重賞勝ちした実績はありましたが、その後長らく低迷していただけに、久しぶりの芝で一変したことに驚きました。
道中は中団で運び、勝負所で早めに上がって来たビームライフルと体を併せる形で追い比べになりましたが、最後まで渋太く伸びてハナ差の勝利。
本当に見ごたえのある戦いっぷりでしたね。
そこから1年間馬券に絡んでいませんが、今年も芝で一変するかもしれません。
芝のレースで安定しているブレークビーツ、3歳の上がり馬ブラックロードまで。
◎3、サンエイゴールド
〇6、ブレイズアトレイル
▲2、パーティメーカー
△10、ブレークビーツ
△9、ブラックロード