今週(水)に行われた、YJS開幕戦の高知ラウンド。
写真は井上オークスさんからいただきました!
出場騎手は、
JRA栗東から
荻野極騎手(2016年デビュー)
鮫島克駿騎手(2015年デビュー)
小崎綾也騎手(2014年デビュー)
義英真騎手(2014年デビュー)
岩崎翼騎手(2013年デビュー)
城戸義政騎手(2013年デビュー)
地方西日本から
兵庫・田村直也騎手(2016年デビュー)
高知・塚本雄大騎手(2016年デビュー)
高知・松木大地騎手(2015年デビュー)
金沢・栗原大河騎手(2015年デビュー)
金沢・柴田勇真騎手(2015年デビュー)
佐賀・山口以和騎手(2015年デビュー)
YJSジョッキーリスト【西日本】でもご紹介しましたが、どの騎手も「ここでアピールしたい!」という熱い気持ちを持っての参戦。
どんなレースが繰り広げられるか楽しみにしていましたが、とても見ごたえあるレースとなりました♪
騎乗馬は2レースともにほとんど力差はなく、高知の名物レース"一発逆転ファイナルレース"なみに、どの馬が勝ってもおかしくないメンバーが揃いました。
まず第1戦。
スタートを切ると激しい先行争いの結果、金沢・柴田騎手が先手を奪い、2番手は佐賀の山口以和騎手、3番手外に栗東の荻野騎手という展開に。
勝負所の3,4コーナーで柴田騎手の手ごたえが怪しくなり、代わって荻野騎手が先頭。そのまま押し切って勝利しました。
2着は後方から追い込んで来た城戸義政騎手、3着は岩崎騎手が粘りました。
荻野騎手はこの日の3レースでもエキストラ騎乗で逃げ切り勝ち。
初めての高知でも落ち着いた騎乗ぶりが光りました。
しかも、3日前の日曜日には、東京競馬場に初参戦して2勝をマーク。
最初の勝利はじわりと中団につけると、直線を向いてバツグンの手ごたえ。それでも慌てず騒がずじっくり追い出しを待って、ゴーサインを出すと突き抜けました。
2勝目は打って変わって逃げ切り勝ち。しかも、途中からハナに立って、直線渋太く粘るというレースを展開。
2レースともに味のあるレースぶりで、関東の競馬ファンに存在感を示したばかりでした。
続く第2戦は、小崎綾也騎手が先手を奪うと、マイペースに持ち込んで逃げ切り勝ち。
2着は好位から長くいい脚を使った岩崎翼騎手、3着は後方からよく伸びて来た佐賀の山口以和騎手という結果でした。
小崎騎手は2014年にデビューして、初年度から39勝を挙げる活躍を見せましたが、2年目に落馬負傷で長期間戦線離脱することになってしまい、昨年も再手術で休養期間があったりと、なかなかデビュー時の勢いを戻せずにいました。
しかも、高知では新人王争覇戦に騎乗し、人気馬でスタート直後に落馬してしまうというアクシデントも経験。
悔しい想いを晴らし、存在感をアピールしたいという想いは人一倍強かったと思います。
見事開幕戦から結果を出し、絶好のスタートを切ってくれましたね。
この結果、総合ポイント上位はこちら↓
1位 荻野極騎手 40P
2位 小崎綾也騎手 36P
3位 岩崎翼騎手 35P
4位 城戸義政騎手 21P
5位 山口以和騎手 16P
5位 松木大地騎手 16P
第2戦は5月10日笠松競馬場。次はどんな戦いが見られるか楽しみです♪