*19日大井 第11R『東京スプリント』 1200m 20:10発走*
長年ダート短距離路線を引っ張って来た王者ダノンレジェンドが引退して種牡馬入り、昨年の勝ち馬コーリンベリーは休養中...
今回は抜けた馬が不在で、かなりの混戦模様です。
特に、スプリントというよりは1400mがベストな馬が多く、JRAからの遠征馬は5頭中3頭が地方初参戦。
どの馬にもチャンスがあると感じます。
迷いに迷って、本命にしたのはブライトライン。
8歳の古豪で、重賞2勝の実績馬。
ここ最近は、GIや一線級との戦いでは存在感が示せていませんが、前走のオープン特別では59キロを背負って2着に追い込み、改めてその強さを見せてくれましたね。
1200mは約4年ぶり、初めての地方、初めてのナイターなど、克服しなければいけない壁はありますが、今回56キロで走れるのは大きなポイントでしょう。
経験豊富な馬なので、いきなり結果を出してくれるのではないかと思っています。
対抗はドリームバレンチノ。
ブライトラインよりさらに経験豊富な10歳馬。
衰えがあるのでは?と甘く見ていたら、昨秋、同じ舞台の東京盃で、ダノンレジェンドやコーリンベリーといった強豪を相手に直線一気の差し切り勝ち。
他のレースもほとんど崩れていないし、本当にすごい馬ですね。
GI馬なので、どうしても他馬より重い斤量を背負うことになりますが、それでも常に結果を出しているのはさすがです。
今回も58キロですが、馬自身は背負いなれた斤量。
1200mにも実績があるので、ここも上位争い必至と考えます。
初めての地方参戦となるキタサンサジンは、先行できるスピードの持ち主なので、地方対応はばっちりでしょう。
ここまで来るのに少し時間がかかりましたが、5歳になって本格化。
オープンでも先行して自分のレースができるようになったし、このメンバーならば十分戦えると思います。
レーザーバレットはダートグレード3勝と実績を残しています。
JBCスプリントも4着に追い込んでいるように、トップクラスの実力があることは証明済み。
ただし、ベストは小回りの1400m。
特に、コーナーで一気のまくりを決めるこの馬にとっては、大井より浦和や園田の方が合う印象。
大崩れはないと思いますが、ここは薄目の印にしました。
単騎逃げが見込める浦和のレアヴェントゥーレまで。
◎2、ブライトライン
〇4、ドリームバレンチノ
▲10、キタサンサジン
△8、レーザーバレット
△9、レアヴェントゥーレ
本日園田競馬場にて開催される、第49回菊水賞。
オッズ・パーク地方競馬応援プロジェクトの2世代目であるマジックカーペットが出走します!
*13日園田 第11R『菊水賞』 1700m 15:55発走*
マジックカーペットは、昨年9月のデビュー戦からここまで5戦5勝!
デビュー戦はあまりやる気がなくて、向正面辺りでは「もうダメだ...」というくらい手ごたえがなかったのですが、
4コーナーでエンジンがかかると直線だけで後続をちぎって大差勝ち。
不器用なレースぶりにもかかわらず、ものすごく強い競馬で鮮烈なデビューを飾りました。
そこからレースを使うごとに成長を見せ、
前走はすんなりと好位につけて、まったく危なげない走りで5連勝。
よくぞ、よくぞここまで育ってくれましたね!
今回の菊水賞、メンバー的には負かしている相手ばかりで、敵は自分自身になってくるでしょう。
以前よりも後ろ脚がしっかりして、精神的にも肉体的にもパワーアップ。
ここは通過点として、無敗で兵庫ダービーを目指して欲しいです!!
相手筆頭はブレイヴコールでしょう。
園田ジュニアカップでは、途中から逃げる形になって、最後まで渋太く粘ってマジックカーペットの2着に入りました。
3着のナチュラリーを6馬身離してのゴールで、負けたとはいえレベルの高い内容でした。
前に行くスピードがあり、楽に先手が取れるのが大きな武器。
エアラコメット、キョショウといった前に行きたい馬もいますが、内枠に入ったし、ここは自分の競馬ができるのではないかと考えます。
3番手以下は悩むところですが、意欲的にJRAに挑戦しているナチュラリーにしました。
唯一の勝利が重賞の兵庫若駒賞という、いわゆる持ってる馬。
強敵相手にもまれてもまれて成長が見込めるし、園田ジュニアカップでも3着に来ているように、地元戦になれば上位争いに絡んで来るでしょう。
安定感のあるイオタイザン、先行力のあるエアラコメットまで。
◎2、マジックカーペット
〇3、ブレイヴコール
▲1、ナチュラリー
△9、イオタイザン
△6、エアラコメット
*12日船橋 第11R『マリーンカップ』 1600m 20:10発走*
今日のザーザー降りで、雨は止んだとしても不良馬場での戦いになりそうです。
小回りの船橋で、いつも以上にスタートダッシュが重要になって来るのでは。
本命はワンミリオンス。
地方初参戦だったTCK女王盃では距離が心配されましたが、ロスなく立ち回って初タイトル奪取。
続くエンプレス杯は、ヴィータアレグリアが動いたタイミングで一緒に上がっていき、早め先頭から完勝して見せました。
レースを重ねてどんどん強くなっているように感じるし、牝馬ながら落ち着きがあって輸送も苦にしない芯の強さを持っています。
不良馬場でも2勝しているので道悪も心配なし。
唯一気になるのは初めての57kgですが、超不良で軽い馬場になれば、それほど堪えず走れるのではないかと考えます。
対抗はリンダリンダ。
去年の東京プリンセス賞以来勝ち星がありませんが、現在はダートグレードで2戦連続2着とJRA勢に引けを取らない走りを見せています。
特に印象的だったのはTCK女王盃。
押し出されて早め先頭になりながら、本当に渋太く粘ってくれましたね。
最後にワンミリオンスには差されたものの、女王ホワイトフーガには抜かせない根性には感動しました。
スタートが上手で楽に先手を取れるのも武器だし、レースが上手で吉原騎手の指示に素直に反応してくれる真面目さがあります。
今回ワンミリオンスと2kg差で挑めるので、逆転まであるのではと思っています。
JBCレディスクラシックを2連覇したホワイトフーガ。
喉なりがひどくなって影響が出るようになったということですが、雨は空気が湿って喉を潤すのでプラスに働きそう。
道悪に関しても、ぱさぱさの馬場より合いそうだし、これまでもしっかり結果を出しています。
58kgは牝馬にとって過酷な斤量ですが、女王の底力を見せて欲しいです。
初ダートに挑戦するパールコードは2枠2番に入りました。
体が大きくて飛びも力強いので、ダートはこなせるのではないかと思っています。
それでも、砂を被る展開になると厳しいと思うので、今回は様子見で△1評価にしました。
ララベルは本当は重い印を打ちたいのですが、順調さを欠いているので△2にしました。
◎6、ワンミリオンス
〇8、リンダリンダ
▲11、ホワイトフーガ
△2、パールコード
△9、ララベル
*9日佐賀 第11R『ル・プランタン賞』 1800m 18:10発走*
3歳牝馬の全国交流戦で、今年は例年以上にいいメンバーが揃いましたね。
遠征馬も強力で気になるところですが、本命は地元佐賀のハクユウロゼにしました。
佐賀生え抜きの馬で、ここまで5戦4勝と圧倒的な強さを誇っています。
九州ジュニアチャンピオンは4着に負けたものの、続くカペラ賞では長くいい脚を使って差し切り、初重賞制覇を飾りました。
ここ2戦はJRAに挑戦してもまれているので、地元戦に戻ればさらにパワーアップしたレースができるのではないでしょうか。
好位・中団から落ち着いて競馬ができる馬なので、前がやり合うような展開になればさらに力を発揮できると思います。
対抗は兵庫のスターレーン。
なんと現在5戦連続2着中。
しかもその中で4戦が重賞、2戦が遠征でのものなので、胸を張れる成績だと思います。
なかなか勝ち切れないながらも、兵庫若駒賞&園田クイーンセレクションはハナ差の決着で、本当に惜しい競馬でした。
今回は長距離輸送になりますが、すでに輸送競馬で結果を出してるので心配はしていません。
そろそろタイトルが欲しいところですね。
3番手評価にしたのはオヒナサマ。
佐賀若駒賞ではハクユウロゼに離されましたが、花吹雪賞では3コーナー手前からのロングスパートで差し切り勝ち。
前走は4着に負けているものの、休み明け&初の古馬混合戦ということで悲観するものではありません。
このメンバー相手にどこまで戦えるか楽しみです。
兵庫からの遠征馬ラブエンジェルコンにも注目。
園田に移籍してからなかなかきっかけを掴めない様子でしたが、今年に入って成長を感じますし、好位で競馬ができるようになったことが大きいです。
勝ち星的には2勝馬ですが、キャリアも豊富だし、強い馬とも戦っているので、ここに入っても見劣りしません。
飛燕賞を勝ったコパノレイミーまで。
◎9、ハクユウロゼ
〇12、スターレーン
▲3、オヒナサマ
△5、ラブエンジェルコン
△8、コパノレイミー
*5日笠松 第9R『新緑賞』 1600m 16:10発走*
まず本命にしたのはアンティクイーンです。
門別から笠松に移籍して2連勝。その後、京都、阪神とJRAの芝に挑戦して負けてはいるものの、
このメンバーに入ったら十分上位争いできると思います。
笠松での2勝は、どちらも好位から早めに動いて行っての差し切り勝ち。
小回りの笠松でも上手に加速する器用さがあります。
重賞は初挑戦ですが、JRAの強い馬たちにもまれた今、さらに成長しているのでは。
対抗はセレニティフレアにしました。
JRA未勝利から笠松に移籍して、3連勝でゴールドジュニアを勝利。
後方からじわじわと伸びて来て、短い直線でもしっかりと差し切りました。
その後1番人気で挑んだスプリングカップでは、勝負所で少し押し上げたものの、伸びきれずに6着、
続く若草賞も上がって来たものの4着に敗れています。
しかし、今回は無敗の笠松開催。
輸送もないし、3連勝の時のような競馬ができれば、十分巻き返しできると思います。
3番手評価にしたのはハリアー。
すでにかなりのキャリアを積んでおり、その中でも地元笠松の成績には安定感があります。
笠松でのレースで馬券圏内を外したのは、去年10月のジュニアクラウン6着のみ。
前々走の笠松1組では、中団後方から直線で伸びて2着を確保。
このメンバーに入っても大きく崩れないのでは。
前走名古屋の1組で半馬身差2着だったサザンオールスター、好位から進めるフリーゴーイングまで。
◎8、アンティクイーン
〇4、セレニティフレア
▲2、ハリアー
△10、サザンオールスター
△6、フリーゴーイング