*22日大井 第11R『東京盃』 1200m 16:30発走*
今年の『東京盃』は、ダート短距離戦線のトップを走る3頭の戦いと見ています。
まずはなんといってもダノンレジェンド。
前走のクラスターカップでは、なんとなんと60キロという激重の斤量を背負いながら、余裕の逃げ切り勝ち。
メンバー的に楽だったとはいえ、圧倒的な力を見せつけてくれました。
もともと斤量泣きはしない馬でしたが、それでも60キロというのは相当な重さです。
それで圧勝するんだから、現状この馬が一番強いと思います。
今回の斤量は57キロ。
前走より3キロ軽くなるのは大きなアドバンテージです。
ただし。
今回の舞台は大井1200m。
コーリンベリーが最も得意とする舞台であり、ダノンレジェンドがよく出遅れるコースでもあります。
そのことを考えて、本命はコーリンベリーにしました。
前走のさきたま杯では外から先行争いに参戦したものの、2番手から早め失速で特に見せ場もありませんでした。
外枠から行き切れなかったことが響いた印象です。
ダノンレジェンドを負かした後のレースだっただけに、かなり物足りない内容でしたが、この馬のベスト距離は1200m。
今回の舞台に替わるのはプラス材料です。
JBCスプリント、東京スプリントとこの舞台で連続して逃げ切り勝ちしているだけに、楽に逃げさせてもらえない可能性も高いですが、スタートさえ決まれば多少ハイペースになっても大丈夫な馬。
今回は枠もいいし、好スタートからスピードに乗っての逃げ切りを期待しています。
ダノンレジェンドがコーリンベリーを意識して、ハイペースの流れになれば、ノボバカラの末脚がさく裂する展開になりそう。
北海道スプリントカップでは、今回と同じ1キロの斤量差でダノンレジェンドとハナ差の勝負を演じました。
さらに前走のプロキオンステークスでは、好位追走から馬なりで先頭を伺うと、直線で力強く抜け出してJRA重賞初制覇。
レースを重ねるごとに強さを増していて、1400mでは敵なしといった印象です。
今回はスプリント戦なので3番手評価にしましたが、展開一つで上記2頭を負かせる力があると思っています。
東京スプリントでは見せ場十分の5着だったルックスザットキル。
習志野きらっとスプリントではリズムが合わず惨敗してしまいましたが、前走のアフター5スター賞では好スタートからハナを奪うと、余裕の逃げ切り勝ち。
4歳になっていよいよ本格化した印象です。
今のこの馬ならば、JRA勢相手にもいい勝負をしてくれるのではないでしょうか。
◎3、コーリンベリー
〇2、ダノンレジェンド
▲4、ノボバカラ
△10、ルックスザットキル
△14、ドリームバレンチノ