*28日船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:10発走*
かなりいいメンバーが揃った今年の日本テレビ盃。
その中でも、本命にしたのはアウォーディーです。
ダート転向後負けなしの4連勝中。
しかもレースぶりがどれも圧倒的で、どこまで強いのかまだ底を見せていません。
初めての地方ダートだった名古屋大賞典では、ほとんど追うところなく圧勝して見せました。
先行力もあるし、末脚もしっかり使える上、小回りも上手にこなす器用さがある馬。
初めての船橋でもまったく問題ないでしょう。
ここも連勝して、秋の大一番に繋げて欲しいです。
対抗は大井のハッピースプリント。
古馬になってからは常にGIに挑戦し、強い馬たちと戦って、揉まれて揉まれて強くなって来ました。
浦和記念では強気の競馬でダートグレード初勝利。
あと一歩勝ち切れない印象から抜け出し、もう一段階の強さを手に入れました。
基本的には叩いた方がいい馬なので、休み明けの今回は多少の割引が必要ですが、浦和記念のように積極的な競馬ができれば上位争いも可能だと考えます。
安定して戦えるサウンドトゥルーは今回も好勝負必至でしょう。
コパノリッキーとホッコータルマエという馬たちと戦って、本当に力を付けました。
ただ今回は、前で勝負する馬たちばかりではなく、それほどハイペースにはならないと考えます。
自分で動いて行くような競馬ができれば。
実力は重々承知のモーニンは、前回の船橋遠征が残念な結果に終わり、そこが少し気になります。
最初から行きっぷりがイマイチだったし、ちょっと舞台が合わないのかなと...。
フェブラリーのレースぶりを考えれば、ここでも上位争いは必至。
2度目の地方遠征で、巻き返しを期待します。
マーキュリーで激走したタイムズアローにも注目。
好位からスムーズに流れに乗れればダートグレードでも勝負できることを証明しました。
このメンバーでどのくらい戦えるか楽しみです。
◎10、アウォーディー
〇2、ハッピースプリント
▲9、サウンドトゥルー
△5、モーニン
△6、タイムズアロー
*28日笠松 第10R『オータムカップ』 1900m 16:10発走*
本命にしたのは兵庫からの遠征馬エイシンイースト。
JRAから兵庫に移籍して5戦4勝2着1回という成績です。
唯一負けた前走『摂津盃』は、初めての重賞挑戦でした。
追って好位に付けると、道中はしっかりと折り合って、勝負所では逃げるエナエビスに並びかけましたが、直線では離されて2着となってしまいました...。
ただ、負けはしたもののオープンでも十分戦える力を見せてくれたと思います。
今回はメンバー的にも恵まれた印象です。
笠松はJRA時代に遠征経験があるし、距離延長も問題なし。
ここは初タイトルの期待がかかります。
対抗は古豪ジャングルスマイル。
10歳になりさすがに全盛期の走りというわけにはいきませんが、展開がハマれば今でもかなり強い馬です。
前々走の『百万石賞』では、なんと同一レース5勝目を挙げる快挙を成し遂げました。
今はハナに行けなくても早めのマクリが決まれば上位争いができるので、カギは道中のペースだと思います。
このメンバーならば存在感を示してくれるのでは。
東海勢の代表格はメモリージルバ。
7歳のベテランですが、今年1月の白銀争覇を勝って初重賞制覇を果たしました。
重賞ではちょっと足りない印象でしたが、どんな展開にも対応できるのが強みです。
先行馬が揃って速めのペースになれば、この馬の末脚が活きる展開になりそうです。
門別所属のサウスウインドが久しぶりに笠松に遠征して来ます。
3歳の時のゴールドジュニアで2着して以来ですが、遠征慣れしているのでその辺りの不安はないでしょう。
『はがくれ大賞典』を勝った時の鞍上である赤岡騎手が再び手綱を取るし、一発あってもおかしくない馬です。
◎2、エイシンイースト
〇3、ジャングルスマイル
▲9、メモリージルバ
△6、サウスウインド
*25日盛岡 第11R『岩手県知事杯OROカップ』 芝1700m 17:00発走*
ここは昨年の覇者ロゾヴァドリナ VS 東京ダービー2着馬パーティメーカーの対決に注目しています。
まずロゾヴァドリナですが、3歳だった昨年オパールカップを快勝し、初の古馬相手だったOROカップでも2番手から危なげない走りで連勝を飾りました。盛岡の芝は本当に合っていますね。
唯一の懸念材料は、今回長期休養明けになること。
ただ、休み明けでもしっかりと結果を出しているので問題ないと思います。
対するパーティメーカーは、東京ダービーで2着に追い込んでからは、なかなかいいところが見せられずにいました。
それが、前走のせきれい賞で約1年8か月ぶりに勝利!
もともと盛岡の芝では結果を出していましたが、改めて高い適性を示してくれました。
今回は使っている強みを考慮して、こちらを本命にします。
岩手の代表格は、前哨戦の桂樹盃を勝ったブレークビーツでしょう。
せきれい賞こそ惨敗の形になりましたが、かきつばた賞、桂樹盃と芝で2勝。
先手が取れればスムーズですが、好位からでも流れに乗れる馬。
まだ岩手でのキャリアが浅い馬ですが、地元の大将としてがんばって欲しいです。
実績的にいえば圧倒的なダイワマッジョーレは、岩手に移籍して2戦、残念な走りが続いています。
特に前走は芝の桂樹盃だったのでかなり期待していたのですが、まだ輝きは戻らないようです。
それでも最後は伸びて来ていたし、連続して芝を使えることはプラスではないでしょうか。
全盛期までは無理にしても、もう少し行きっぷりが戻ってくれればと思います。
同じくJRAでの実績があるブレイズアトレイル。
転入初戦は圧勝しているし、かきつばた賞もブレークビーツの2着とがんばっていますが、本来の力をもってすればもっと走れる馬。
岩手にもだいぶ慣れて来たと思うし、そろそろ本領発揮を期待します。
◎2、パーティメーカー
〇12、ロゾヴァドリナ
▲8、ブレークビーツ
△6、ダイワマッジョーレ
△3、ブレイズアトレイル
*22日大井 第11R『東京盃』 1200m 16:30発走*
今年の『東京盃』は、ダート短距離戦線のトップを走る3頭の戦いと見ています。
まずはなんといってもダノンレジェンド。
前走のクラスターカップでは、なんとなんと60キロという激重の斤量を背負いながら、余裕の逃げ切り勝ち。
メンバー的に楽だったとはいえ、圧倒的な力を見せつけてくれました。
もともと斤量泣きはしない馬でしたが、それでも60キロというのは相当な重さです。
それで圧勝するんだから、現状この馬が一番強いと思います。
今回の斤量は57キロ。
前走より3キロ軽くなるのは大きなアドバンテージです。
ただし。
今回の舞台は大井1200m。
コーリンベリーが最も得意とする舞台であり、ダノンレジェンドがよく出遅れるコースでもあります。
そのことを考えて、本命はコーリンベリーにしました。
前走のさきたま杯では外から先行争いに参戦したものの、2番手から早め失速で特に見せ場もありませんでした。
外枠から行き切れなかったことが響いた印象です。
ダノンレジェンドを負かした後のレースだっただけに、かなり物足りない内容でしたが、この馬のベスト距離は1200m。
今回の舞台に替わるのはプラス材料です。
JBCスプリント、東京スプリントとこの舞台で連続して逃げ切り勝ちしているだけに、楽に逃げさせてもらえない可能性も高いですが、スタートさえ決まれば多少ハイペースになっても大丈夫な馬。
今回は枠もいいし、好スタートからスピードに乗っての逃げ切りを期待しています。
ダノンレジェンドがコーリンベリーを意識して、ハイペースの流れになれば、ノボバカラの末脚がさく裂する展開になりそう。
北海道スプリントカップでは、今回と同じ1キロの斤量差でダノンレジェンドとハナ差の勝負を演じました。
さらに前走のプロキオンステークスでは、好位追走から馬なりで先頭を伺うと、直線で力強く抜け出してJRA重賞初制覇。
レースを重ねるごとに強さを増していて、1400mでは敵なしといった印象です。
今回はスプリント戦なので3番手評価にしましたが、展開一つで上記2頭を負かせる力があると思っています。
東京スプリントでは見せ場十分の5着だったルックスザットキル。
習志野きらっとスプリントではリズムが合わず惨敗してしまいましたが、前走のアフター5スター賞では好スタートからハナを奪うと、余裕の逃げ切り勝ち。
4歳になっていよいよ本格化した印象です。
今のこの馬ならば、JRA勢相手にもいい勝負をしてくれるのではないでしょうか。
◎3、コーリンベリー
〇2、ダノンレジェンド
▲4、ノボバカラ
△10、ルックスザットキル
△14、ドリームバレンチノ
今日は園田競馬場で、2歳牝馬重賞『園田プリンセスカップ』が行われます!
*21日園田 第10R『園田プリンセスカップ』 1400m 16:00発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンは、レディスプレリュードで2着と激走した兵庫のトーコーヴィーナスが女王に輝き、劇的なフィナーレで幕を閉じました。
そしてこのレースが、グランダム・ジャパン2歳シーズンの開幕戦。
どんな戦いが繰り広げられるのか楽しみです♪
本命にしたのは北海道からの遠征組フィールザファイア。
新馬戦は好スタートを決めて先手を奪うと、終始馬体を併せられる展開になりましたが、直線でも渋太く伸びて快勝。
内から馬が来ても怖がるようなところもなかったし、レース運びもとても上手でした。
続くオープン戦は、トップスタートを決めて一瞬ハナに立ったものの、1000m戦ということもあり先行争いが激化。
外から来た馬たちを行かせて控える展開になり、直線も伸びきれず4着という結果でした。
キャリアはこの2戦のみですが、スタートが速く立ち回りが上手なので、小回りの園田はぴったりでしょう。
対抗は前走で2勝目を挙げたイケノアサ。
好スタートからハナに立つと、途中から2着馬に突かれる展開になりましたが、最後まで脚色が衰えることなくそのまま逃げ切り勝ち。
北海道遠征組の中では唯一の2勝馬であり、ダッシュ力があって立ち回りも上手。
初めての園田も難なくこなしてくれそうです。
新馬戦をぶっちぎって勝ったナンネッタ。
外からハナを奪うと、勝負所で2着馬に詰め寄られたものの、直線に入ってギアチェンジすると後続を8馬身も千切る圧勝劇。
518キロと馬格も立派。これからさらに良くなりそうな体つきで、将来がとても楽しみな1頭です。
レースを重ねてもっと強くなりそうですが、今の時点でも十分戦えると思います。
もう1頭の北海道遠征組のコパノアーデンにも注目。
新馬戦では好スタートからハナを主張。4コーナーでは息を入れる余裕もあり、直線で追い出すと突き放して独走しました。
続く栄冠賞では揉まれて砂をかぶり、途中からあまりハミを取っていなかった印象です。
スタートが上手でダッシュ力があるので、スムーズに前に行ければもっと戦える馬。
園田の小回りも合っていると思います。
◎7、フィールザファイア
〇6、イケノアサ
▲4、ナンネッタ
△5、コパノアーデン
△10、ハリアー