本日は門別競馬場で、2歳牝馬のダートグレード『エーデルワイス賞』が行われます!
*15日門別 第11R『エーデルワイス賞』 1200m 20:00発走*
過去の勝ち馬を見ると、JRA勢と道営勢が互角の戦いを繰り広げているこのレース。
今年は道営勢の方が優勢と見ています。
昨日のハイセイコー記念も道営からの転入初戦だったトロヴァオが完勝しているし、今年のレベルも相当高そうです。
まず本命にしたのはモダンウーマン。
ここまで5戦3勝2着2回とパーフェクト連対中。
前走のリリーカップは好スタートからハナに行き、直線に入ってからも渋太く伸びていました。
スタートが上手だし、ダッシュ力もある馬。
先手が取れるので、ここも大きく崩れることはないと考えます。
対抗は同じく道営のタイニーダンサー。
1人気に支持されたリリーカップは、外々を回るロスもあってか伸びきれませんでしたが、
前走のフローラルカップでは持ったままで早め先頭に立ち、そのまま後続を突き放す強い競馬を見せてくれました。
どちらかというと、1200よりもマイルくらいの方が合いそうなので対抗にしましたが、
レベルの高い道営2歳勢の中でもトップレベルの実力の持ち主だと感じます。
JRA勢では、新馬戦を勝ったばかりのチェストケリリーに注目。
スタートはイマイチでしたが、スッと中団につけて、直線は外から豪快に伸びて差し切り勝ち。
ダートとは思えないような切れ味を見せてくれました。
スタートや道中などまだまだ粗削りな部分はありましたが、前半スムーズに運べるようになれば相当強いのではないかと思います。
リリーカップでモダンウーマンの2着だった、マックスガーデンも侮れません。
ここまで3戦2勝2着1回。
負けたのはリリーカップだけで、しかも半馬身差と惜しい内容でした。
モダンウーマンには勝ったこともあるので、この馬もトップレベルの実力があると思います。
◎12、モダンウーマン
〇3、タイニーダンサー
▲2、チェストケリリー
△5、マックスガーデン
明日は盛岡競馬場で、JpnI『マイルチャンピオンシップ南部杯』が行われます!
*12日盛岡 第11R『マイルチャンピオンシップ南部杯』 1600m 16:40発走*
本命にしたのはベストウォーリアです。
前走のプロキオンステークスは59キロという過酷な斤量を背負いながらも強いレースでした。
馬の後ろで我慢できるようになったし、狭いところを割って出てくる勝負根性もある馬です。
体はザ・ダート馬という感じのムキムキに成長し、今や王者の貫禄も感じるほどになりました。
昨年と同じローテで南部杯に挑むわけですが、56キロでプロキオンを勝ってきた昨年よりも勢いがあります。
メンバー的には昨年よりも揃った印象ですが、今のベストウォーリアならば、ここは連覇濃厚と考えます。
対抗は大井のハッピースプリント。
古馬と対戦し始めた時には、高い壁に跳ね返されてしまいましたが、強い相手と戦って揉まれたことで大きく成長してくれました。
特に、ここ2走はかなり強烈な末脚で伸びて来て、一線級の古馬に交じっても十分戦えることを証明しました。
本来ならばマイルは少し忙しい気もするのですが、かしわ記念のように早め早めの競馬ができれば対応可能です。
今後さらに活躍するためには、前半に自分からハミを取って行くくらいの前向きさが欲しいと言われていますが、4歳の秋を迎えて精神面での成長も期待しています。
昨年このレース2着だったポアゾンブラックは、今年も注目の存在でしょう。
門別に移籍してからも、北海道スプリントカップ2着、クラスターカップ2着とダートグレードで上位に食い込んで来ました。
スプリンターのイメージはありますが、昨年の南部杯で2着に来ているように、マイルも守備範囲内。
前に行って渋太く粘るので、大きく崩れないところも強みです。
いつ激走してもおかしくないのがワンダーアキュート。
ここ最近はこの馬の持ち味である安定感が失われた気がしていましたが、かしわ記念ではベストウォーリアを捉えての差し切り勝ち。
改めてこの馬の底力を見せつけました。
昨年のJBCクラシックでも3着にがんばっているし、状態が良ければ9歳とはいえまったく侮れない馬です。
◎12、ベストウォーリア
〇13、ハッピースプリント
▲6、ポアゾンブラック
△14、ワンダーアキュート
△3、エーシンビートロン
本日は船橋競馬場で『日本テレビ盃』が行われます!
*7日船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:10発走*
ここはコパノリッキー VS クリソライトの戦いと考えていますが、本命はコパノリッキーの方にしました。
まず不安材料を先にあげると、前回の骨折休養明けはまったく走らなかった...というところ。
しかし、そこからフェブラリーステークスを2連覇する馬に成長したし、この馬は流れに乗って走れると本当に強いです!
強敵となるクリソライトのことをよく知っている武豊騎手が騎乗するというのも強みだし、条件は厳しいですが、いきなり王者の貫禄を見せつけて欲しいと思います。
対抗はクリソライト。
日本テレビ盃とダイオライト記念を勝っているように、船橋は相性のいいコース。
古馬になってからはあと一歩足りないイメージがあるのですが、昨年のJBCクラシックと今年の帝王賞で堂々の2着ですから、あと少しで古馬GIに手が届きそう。
この馬のウィークポイントは、なんといっても揉まれ弱いこと。
今回はメンバー的にも枠的にも好位の外辺りに付けられそうなので、強いクリソライトを見せてくれるのではないでしょうか。
地方を代表する馬に育ったサミットストーンですが、前走のアンタレスステークスの負け方は衝撃的でした...。
もともとゲート難があった馬で、ゲートの後ろで尾持ちをして落ち着かせていたわけですから、JRA遠征で尾持ちができなかったことが多少は影響したのかな?と思います。
ちなみに、尾持ちとは...
「ゲート内で駐立させるための補助として、閉まった扉の後ろから尾を持つこと。調教師の申告で発走委員が許可をし、調教師、厩務員、発走係が行う。細かいルールは主催者によって定められている」 NARより
最近ゲートに関することに注目が集まっているので注釈を入れてみました。ご参考にどうぞ。
JRAでは許可されていませんが、地方では許可されているのでこのお蔭でゲート難を克服して活躍できた馬もたくさんいます(ジャングルスマイルとか)。
ということで、ホームに戻る今回は不安はないと考えています。
相手は強いですが、この馬の持つ長くいい脚で上位に食い込むことを期待します!
今回初めての地方挑戦となるサウンドトゥルーは、前走でOP特別を勝っているように勢いのある馬です。
ただし、末脚の切れで勝負するだけに、小回りにどれだけ対応できるかは未知数。
ある程度の位置を取れるならば、3,4コーナーがスパイラルになっている船橋ならば差し切りも可能。
スタートしてどの辺りの位置に付けられるかがカギになりそうです。
◎3、コパノリッキー
〇6、クリソライト
▲2、サミットストーン
△7、サウンドトゥルー
△11、ラヴィアンクレール
本日は金沢競馬場にて『白山大賞典』が行われます!
*6日金沢 第10R『白山大賞典』 2100m 16:20発走*
今年のメンバーは軸になりそうな馬が不在でかなり難しい様相です。
その中で本命にしたのはソロル。
前走のエルムステークスは5着、その前のOP特別を勝っているので、ここ最近の勢いもあります。
ちょっとジリ脚っぽいというか、決め手に欠ける印象があるのですが、その分長くいい脚を使える馬。
マイルールとして、初の地方挑戦の馬はよっぽど成績が抜けていない限りは本命にしない、というポリシーがありますが、
ソロルは3歳時に兵庫チャンピオンシップに出走し、好位から3着の経験あり。
その時の1着がコパノリッキー、2着がベストウォーリアですから、離された3着とはいえ悲観する内容ではないでしょう。
今回は先行有利な金沢ですから、ポンといい位置に付けて長くいい脚で粘って欲しいです。
対抗はエーシンモアオバーにしました。
9歳という年齢、58キロのトップハンデを考えるとなかなかに厳しい条件な気もするのですが、このレース2連覇している実力はダテではありません!
特に昨年のこのレースは、近走がだいぶ低迷気味でさすがに「終わったかな?」という印象を持っていた中での粘り込み。恐れ入りました。
この馬は得意なコースがはっきりしていて、金沢と名古屋ではいつでも要注意です。
今年は前走のエルムステークスでも3着と粘り込みを見せているように、昨年の臨戦過程よりも勢いがあります。
展開次第では、3連覇も十分考えられるのではないでしょうか。
ソリタリーキングは実績十分なのですが、やっぱり左回りの方がより強いというイメージ。
昨年も差はなかったものの4着というのが気になります。
ただ、メンバー的に見たら圧勝もあっておかしくない馬なので、
小回りのコーナーでスムーズに加速出来れば、力を発揮できると思います。
マイネルバイカは休み明け2戦ともに冴えませんが、春にはOPでいい競馬をしていた馬。
スタートを決めれば好位から流れに乗れるし、前に行ければ残れる力はあると思います。
初の地方遠征でどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
◎5、ソロル
〇3、エーシンモアオバー
▲6、ソリタリーキング
△1、マイネルバイカ
△8、ジャングルスマイル
本日は大井競馬場にて、Road to JBC のレディスプレリュードが行われます!
*1日大井 第11R『レディスプレリュード』1800m 20:00発走*
ここは現在女王争いを繰り広げている3強、アムールブリエ、サンビスタ、トロワボヌールの3頭が顔を揃えました。
本命にしたのはアムールブリエ。
昨年末の1000万条件からここまで4連勝と、一気にその才能が開花しました。
エンプレス杯では、これまで女王の座にあったワイルドフラッパーを並ぶ間もなく交わし去り、世代交代を強く印象付けました。
そこから休みを挟んで挑んだブリーダーズゴールドカップでは、なんとプラス28キロという馬体重に...
まだ4歳ですから、もちろん成長分も大きかったとは思いますが、ちょっと太目残りの感は否めませんでした。
道中のエンジンの掛かりもいつも以上に遅くて、向正面でだいぶ気合をつけていましたが、エンジンが掛かってからはこの馬の本領発揮。
サンビスタの外から並びかけて結局差し切り勝ち。
若干太目だったことを考えても大きく評価できるレースでした。
新女王となるべく、ここは連勝でJBCへ向かって欲しいです。
対抗はサンビスタ。
昨年のJBCレディスクラシックを勝ったあとは、一線級の牡馬たちと戦って引けを取らない競馬をしてきました。
ただ、ここ最近は伸び方にキレがないというか勢いがないというか...
伸びてるんだけどジリジリという感じで、歯がゆく思っていました。
しかし、負けたとはいえブリーダーズゴールドカップでは差のない2着で復活の兆しが見えたし、ここまで58キロで踏ん張って来ただけに、57キロになるのは大きなアドバンテージです。
トロワボヌールはスパーキングレディーカップで初めてサンビスタに先着。
最内から伸びて鋭い決め手を見せつけました。
もちろん今回も注目の存在ですが、なぜ3番手にしたかといえば、「自分で動いて競馬を作るタイプではない」という印象から。
能力は高く評価していますが、特に右回りに関しては展開の助けが必要なのかなと思っています。
大井に移籍したブルーチッパーも侮れません!
前走はあのケイアイレオーネと一騎打ちを演じ、何度も抜かれながら食い下がって、最後はハナ差し返しました。
前に行けるスピードは一級品だし、並ばれてからの勝負根性もさすが。
昨年のJBCレディスクラシックでは強豪馬たちに歯が立たなかったけれど、経験を積み成長した今ならば十分戦えるのではないでしょうか。
特に人気になりそうな馬たちはスピードタイプではないので、展開によっては逃げ切り勝ちまであると思います。
移籍初戦となるソーミラキュラスは、大井再転入馬でコース経験も有り。
中央時代に挑んだTCK女王盃では、大きな馬体のためコーナーでの追走が若干苦しそうでしたが、長くいい脚を使って3着に入りました。
上位で戦える能力のある馬なので、これからは地方代表としてがんばって欲しいです!
◎5、アムールブリエ
〇12、サンビスタ
▲4、トロワボヌール
△6、ブルーチッパー
△13、ソーミラキュラス
☆10、ホワイトフーガ