このブログでもお伝えしましたが、期間限定で南関東で騎乗中の、笠松・坂上忠匡騎手が、28日大井7レースで限定騎乗初勝利を挙げました。
「今年から南関東の短期騎乗の条件が広がって、今回来ることが出来ました。
僕の場合、条件的には今年が最後のチャンスだったので、本当に良かったですね。
笠松の森山調教師も、快く送り出してくれました。
こっちに来てからは、色々なことが新鮮で、すごく面白いです。
たくさん勉強して、笠松に帰りたいですね」
初日にはそう話していた坂上騎手。
3ヶ月の期間終了目前に、嬉しい初勝利となりました☆
同じ日、大井のメインレース『サンタアニタトロフィー』を制したのは...【カキツバタロイヤル】!!
船橋に移籍後、南関東では初の重賞挑戦でタイトルを獲得しました!
54キロの斤量だったとはいえ、【ボンネビルレコード】【クレイアートビュン】【シャレーストーン】など、南関東一線級を相手に堂々と勝利した姿は、新たなスター誕生を思わせました。
【カキツバタロイヤル】は、笠松でデビュー。
新馬戦から坂上騎手とコンビを組み、笠松『新緑賞』・名古屋『駿蹄賞』という2つの重賞を制して、2009年の『東海ダービー』で1番人気に推されたのです。
この時は、朝から降り続いた雨で超がつくほどの不良馬場となり、スピードを活かして積極的に逃げた【ダイナマイトボディ】が勝利しました。
【カキツバタロイヤル】は、追撃及ばず3着。
レース後、坂上騎手は...
「僕はまだ、ダービーを獲る器じゃないということです」
悔しさを押し殺した表情で、語ってくれました。
あれから1年...
坂上騎手、【カキツバタロイヤル】共に、同じ日に大井競馬場で貴重な勝利を挙げるとは...
パートナーは違いますが、不思議な縁を感じました。
大きな成長を遂げつつある、坂上騎手と【カキツバタロイヤル】に、今後も注目していきます!!
[三日目]
この日は午後から競馬があるので、午前中に買い物へ。
初めて地下鉄に乗りましたが、オークスさんが事前に調べてくれてたことと、案内のおじいさんが優しかったので、すんなりと乗ることが出来ました!
ロッテの免税店では、これも思ってたよりも安くて、お土産や化粧品を買って来ました。
そして地下街ではアクセサリーを。
本当に安くて可愛いものばかりで大満足☆
お昼は、ロッテデパートを出た所の通りにあるお店に突撃してみました。
コンブルという聞いたことないお料理だったのですが、鉄板でもやしや豚肉やお餅を炒めて、ご飯に乗せて食べるという、セルフビビンバのような感じです。
締めにはうどんを一緒に炒めて~
ピリ辛で美味しかったです!
またしても唇がタラコになりましたが、、、
競馬場へは無料バスで行きました!
いまいち乗り場がわからなかったので警備員さんに聞くと、なんとその場所まで連れてってくれたんです!
本当に優しい...
初日と違い、この日はピーカン♪
日曜日だし、晴れてるし、重賞あるしで、かなりお客さんが入ってましたよ。
この日の瞳さんは、1レースからいきなり勝利☆
大声援が飛んでいました!
パドックに唯一ある横断幕も、瞳さん応援のもの。
どこにいっても人気者です☆
この日のメインは、ソウルと釜山の強い馬たちが集結した、GⅢ『釜山広域市長杯』。
現在12連勝中の、ソウルナンバー1馬もやって来ました。
もちろん、瞳さんも騎乗!
レースは2000メートルで、内馬場からスタート。
1周して外馬場に出ます。
最後の直線は約500メートルあるので、すごく見ごたえがありますよ。
勝ったのは2番人気の、ソウルの【TOUCH WIN】。
瞳さんは12着でした。
釜山競馬場は、レース後のジョッキーたちがカートに乗って戻って行きます。
この道は騎手や馬が通らない時にはファンも横断出来るようになっていて、人馬をすごく身近に感じることが出来るんです。
私的に気になったことは...ほとんどの馬が、なにかしら道具を付けていること!
とにかくパシュファイヤーやブリンカーを付けている馬が多かったです。
日本だと、パシュファイヤーはパドックで付けててもレースで取ることが多いですが、こちらは出走馬中約1/3の馬たちが、付けたまま走ってました。
ちなみに、今日本で流行中のチークピーシーズは、ほぼ付けてなかったですね。
韓国では、パシュファイヤー&ブリンカーの両方使いが流行りのようでした。
何も付けてない素顔の馬は、2日間で1頭しか発見出来ませんでしたよ。
あと、ほとんどの馬が鞍ずれを付けていたことにもびっくりしました。
もう1つ驚いたのが、タテガミがないこと!!!
日本だとここまでタテガミを短く切る習慣がないので、最初見た時はかなり違和感があったんですが、、、
ステッキ持ち帰る時に、タテガミに引っかからなくていいなぁ~とか、
ゲート出る時に掴めないのは嫌だなぁ~...
なんて思いながら見てました。
でもレースの激しさは、日本と同じ!
とくに直線が長いので、4コーナーを過ぎてからが熱いです!!
18日のレースが終了した時点で、宮下瞳騎手は369戦42勝、2着40回。
リーディング上位の成績を挙げ、大活躍です☆
こちらは調整ルームなどがなく、レースの日も自分で車を運転して競馬場入りするそうですよ。
レース後は、3人で焼肉~♪
瞳さんに焼いていただいちゃいました!!!
鉄板や網ではなく、特殊なガラスの上で焼くんです。
ユッケも最高でした☆
宮下瞳騎手、そして井上オークス氏のお陰で、素敵な素敵な旅になりました♪
お2人とも、ありがとうございました!!!
[四日目]
朝8時出発の飛行機のため、早朝に起きて空港へ。
三日目の夜に、お気に入りの腕時計を落としたことに気づき...免税店を物色。
一目でタイプの物を発見し、即購入。
この旅では、スーツケースと腕時計という、2大お気に入りグッズを失ってしまいましたが...
すぐにそれに勝る品物が買えてよかったです♪
楽しい思い出もた~っぷり出来たし。
最後に、セブンイレブンで韓国海苔巻きを買い、飛行機に乗り込みました。
あっ!という間の3泊4日。
本当に本当に、楽しすぎました~。
~宮下瞳騎手のインタビュー動画を撮影して来たので、楽しみにしてて下さいね♪~
[二日目]
釜山二日目は競馬がないので、一日街を満喫デイ♪
まずは、ナンポドンへ。
朝ご飯には、瞳さんお勧めのソルロンタンをいただきました!
すごく優しい味つけで、コラーゲンたっぷり。
鶏肉も美味しいし、ご飯と麺の両方が入っていてお得な感じです。
ナンポドンは、原宿とアメ横を足して2で割った感じ。
買い物天国だし、屋台もいっぱいあって、すご~く楽しかったです!
バッグ、洋服、靴...
かなり安くて可愛いので、買いすぎてしまいました。。。
初日にトランクが壊れてしまったので、新しいものも購入。
今はウォン安で、めちゃくちゃ安くお気に入りが手に入りました!
おやつを食べながら~
韓国の食べ物はどれも美味しいし、とにかく安い!そして健康的☆
午後からはエステに行きました!
顔とボディと2時間くらい、これでもか!ってくらいマッサージしてもらいました。
「痛いです」という言葉がわからなくて...
かなり痛くて涙が出ましたが、途中からは慣れて眠ってしまいました。
全身エステで約3000円!これも安かったな~
夕ご飯は、どうしても食べたかった生ダコをリクエスト!!
新鮮なので、まだ動いているんですよ!
口に入れると吸盤が吸い付いたりして...
ごま油をつけていただくんですが、最高に美味しかったです。
しかも、韓国のお料理というのは、おまけがものすごく多い!
これ全部、おまけです。
韓国の方が日本に来た時、おまけが出てこない...とちょっと不満に思ったそうですが、普段からこれだけ出て来ちゃうと、日本のお店では物足りないかもしれないですね。
そして、マッコリ~☆
マッコリには、豆腐とキムチを一緒にいただくドゥブキムチと、
チヂミが定番のおつまみなんだそうです!
あと、おまけで出て来たポンデギ。
お蚕?みたいな感じで、これは賛否両論でした。
私はこういうの平気なので美味しくいただきましたが、横でオークスさんが涙目になってたのが、とっても可愛かったです。
なかなか見れない表情をしていたので、写真撮ればよかった~...と、今更後悔...
瞳さん、左側が元通訳のヒョンさん。今は瞳さんの大親友です☆
そしてもう一人、右側の男性が、一日目に瞳さんが勝利を挙げた馬の、トラックライダーさん。
高知の宮川浩一騎手に似ているっ!と、勝手にオークスさんと盛り上がってました。
瞳さんのブログによると、鮫島克也騎手が挙げた1勝も、この方の担当馬だったようですね。
騎乗停止で鮫島騎手は日本に帰っていて、こちらでお会い出来なかったのが残念です。
『オッズパークグランプリ』が終わった次の日から、3泊4日で韓国・釜山に行って来ました~♪
競馬場・グルメ・買い物と、私にとっては天国のような素敵な場所でした!!!
あっ!という間の時間でしたが、楽しかった旅の模様をリポートします☆
[一日目]
成田空港から釜山空港へ。
円からウォンに換金して、カフェでしばし時間を潰す。
約1時間後、関西空港からやってきた井上オークス氏と合流して、一路釜山競馬場へ!
空港から競馬場までは、タクシーで30000ウォン。
交渉しだいでは、もう少し安くなるらしいし、交渉しないと、もっと高くなるらしい...
基本的に、釜山のタクシーはメーターを使わないのでご注意を!
釜山競馬場は、完成してまだ5年とかなり新しく、とてもキレイでした。
施設の雰囲気は、府中と盛岡を足して2で割った感じ。
キレイで、緑があって、広くて...
内側のスパイラルと、外側の直線約500メートルという広いコースがあります。
整備するハロも独特で、小さな車で3台連なって走っていました!
この日は雨が降ったり止んだり、激しく降ったり止んだり...
粘土質の砂が、ドロドロになっていました。
ちょうどナイター開催の初日で、我らが宮下瞳騎手は、全部で5レースに騎乗。
いきなり人気薄を2着に持って来てくれて、大興奮でした!
この日の成績はなんと!!!
5戦1勝2着2回!
釜山のファンからも愛されていて、「ひとみ~ひとみ~」と声がかかっていました。
勝ったあとには、カメラに向かってインタビュー。
釜山でも、やっぱり瞳さんはかっこよかったです!
レースの合間には、競馬場内の食堂へ。
私は【スパイシーな麺】、オークスさんは【スパイシーじゃないご飯】を頼み、出てきたのがこちら。
お料理の正式名はわかりませんが、、、とにかく辛かったです。
辛いけど美味しいので、汗をかきながら全部食べました。
唇がタラコになりながら、全部食べました。
黒いご飯の方は全く辛くなくて、すごく美味しいんだけど何の食材かよくわからなかったです。
オークスさんもセットのスープを飲んで、タラコになってました。
この日のレース終わりには、瞳さんお勧めの【キムチカムジャタン】を食べに連れてってもらいましたよ♪
カムジャタン大好きで、よく食べていたんですが、、、日本のとちょっと違う。
骨付きお肉がトロトロで、それをポン酢みたいなタレに入ってる玉ねぎスライスと一緒にいただくんです。
さっぱりしてるし、ちょうどいい辛さだし。
いや~最高に美味しかったです☆
それではレースを振り返りましょう!
1番人気は、地元名古屋の【キングスゾーン】1,3倍。
2番人気は、兵庫の【アルドラゴン】3,1倍。
3番人気は、笠松の【エーシンアクセラン】7,5倍。
レースは2枠から【キングスゾーン】がハナを主張すると、荒尾【ペプチドジャスパー】も果敢に追いかけます。
その外に笠松【エーシンアクセラン】、内に名古屋【ケイウンヘイロー】という位置取り。
向正面に入ると、大井【ナカヤマパラダイス】が早めに追い上げて、前は速い展開に。
3コーナーでは【ペプチドジャスパー】【エーシンアクセラン】の勢いが無くなり、【キングスゾーン】【ナカヤマパラダイス】、後方から追い上げて来た、兵庫【アルドラゴン】の戦いに絞られました。
4コーナーでは【キングスゾーン】の手ごたえが怪しくなり、一度下がりますが...
直線では、抜け出した【アルドラゴン】に最後までくらいついていました。
1着:【アルドラゴン】。
田中学騎手
「相手はキングスゾーンだと思っていたので、早め早めに仕掛けました。
最後までよく頑張ってくれましたね。
前走から乗せてもらってるけど、本当に素晴らしい馬。9歳でもまだまだ元気ですよ」
田中範調教師
「去年は地元で勝てなかったけど、今年勝てて良かったです。
身体と心臓を作って、狙ってたレースでしたが、まぁ運が良かったですよね。
この後は馬の状態を見てですが、佐賀・サマーチャンピオンに挑戦したいと考えてます」
ということでした!まだまだ【アルドラゴン】、全く衰えていませんね。
2着は厳しい展開となった【キングスゾーン】。
安部幸雄騎手
「地元だとどうしても気が乗らないみたいで...返し馬からふわふわしてました。
厳しい展開にはなったけど、バテてるわけじゃないんですよ。最後もまた差し返してますからね。
馬の調子はめちゃめちゃいいんで、また次頑張ります」
3着は大井【ナカヤマパラダイス】。
濱口楠彦騎手
「初めて乗せてもらったけど、よく頑張りましたね。
返し馬ではどうかな~と思ったけど、レースに行ったらすごく動きが良くなって。
あと少しでした」
3番人気【エーシンアクセラン】は7着。
花本正三騎手
「やっぱり、輸送が苦手なのかな...いつもの覇気がなかったですね。
笠松ならスタートしてもっと行くし。
1,2コーナー過ぎで手ごたえがなくなってしまいました」
今年の『オッズパークグランプリ』は、昨年の雪辱を果たして【アルドラゴン】が勝利を飾りました☆
【キングスゾーン】は3度目の挑戦でしたが惜しくも2着。
それでも、ゴール前まで熱い戦いを見せてくれました!
来年はどこの競馬場で開催されるのか...
そしてどんなメンバーが登場するのか...
今から楽しみです♪