明日、高知競馬場で行なわれる『新人王争覇戦競走』。全国からフレッシュな新人たちが集まって、熱い戦いを見せてくれそう♪
新人王争覇戦競走出走表
これは昨年の新人王争覇戦競走の写真。年末の『シンデレラマイル』で初重賞制覇を成し遂げた本橋孝太騎手や、JRAの田中博康騎手、北村友一騎手の姿がありますね〜。
今年の騎乗馬のメンバーを見てみると・・・・とにもかくにも行く馬ばかり。もともと行け行けになることが多い新人王戦において、このメンバーは相当の先行争いになると思われます。
その中でも、外目の枠に入った川島正太郎騎手騎乗【スリーマインド】。逃げて渋太く粘るのですが、なかなか勝ち切れないレースが続いています。
川島騎手は今年デビューしたばかり。異例の速さで勝ち星を重ね、すでに交流重賞『クラスターC』で勝利☆どんな大きなレースでも冷静に騎乗する様は、新人の域を越えています。川島騎手&【スリーマインド】の華麗な逃げ切りが見られるかも。
対抗は黒澤愛斗騎手騎乗の【ケイエスブーケ】。こちらも外枠を利用して、いいポジショニングが取れそうです。川島騎手と同期の黒澤騎手が、どんな手綱捌きを見せてくれるでしょうか♪
ちなみに・・・茨城生まれである黒澤騎手ですが、「1歳馬の乗りならしがしたい!」ということで北海道競馬に志願。1歳馬の乗りならしというのは・・・まだ何も知らない赤ちゃんサラブレッドに、人が乗ることを教えるという、技術と勇気が必要なものなのですよ。ちなみに今の日本で、競馬場単位でこれをやっているのは北海道以外にありません。まさに馬産地ならではのお仕事です!そしてこのお仕事は、相当腕が磨かれるんですよ!
レースの方は先ほども書きましたが、どにかく行け行けドンドンになる予感なので、いつものレースよりもさらに「何が起こるかわからない・・」感たっぷりです☆
ちなみに・・・何年前か忘れましたが(笑)、私も出場したんですよ!新人王に!
その時は同期の繁田健一騎手や、1期下の御神本訓史騎手、JRAの北村宏司騎手たちと一緒に競ったんです。今考えると、なんかすごいメンバーだったな・・・
◎10、川島正太郎騎手
○11、黒澤愛斗騎手
▲6、丸田恭介騎手
△2、藤岡康太騎手
△4、郷間勇太騎手
明日は帯広競馬場で女子たちの戦い、『ヒロインズカップ』が行なわれます!
ヒロインズカップ出走表
注目なのは、前走牡馬一線級を相手に『帯広記念』を勝った【フクイズミ】。私にとっての今年の馬券初めであったこのレース、いきなり万馬券的中〜♪ということで、今年は調子がいいんですよ☆【フクイズミ】さんのお陰ですっ!
しかもこのレースで凄まじい末脚を披露して、ゴール後に力尽きてバッタリと倒れてしまった【フクイズミ】さん。駆け寄る尾ヶ瀬騎手。映像こちら
その後支障なくレースに登場して来たので、ホッと胸をなでおろしたんですが・・・トップハンデといっても790キロという斤量なら、断然【フクイズミ】さんでしょう!ちょっとレベルが違う気がする。矢野さんや斉藤さんの意見を聞くと、ここでは伏兵のようなのですが・・・お正月1発目を的中させてくれたご恩は忘れませんっ!
てことで相手探しですが・・・
5歳牝馬の【ペガサスプリティー】にします!前走の『天馬賞』では第2障害越えがスムーズではなかったですが、今回前走時よりも確実に馬場状態が軽くなると見てます。障害さえ越えてしまえば、実力ある馬!巻き返しできるハズです。
そして【スターエンジェル】。高速馬場にあまり良積はないんだけど・・・前走からマイナス100キロの斤量というのは、さすがにものすごく軽くなった気がするんじゃないかと・・・単純ですが。この辺がばんえい競馬知識の浅いところなのかもしれませんが、自分の信じた馬を買う!それが競馬の醍醐味ですから♪
◎3、フクイズミ
○6、ペガサスプリティー
▲10、スターエンジェル
△4、トカチプリティー
△1、ギャンブラークイン
明日の笠松9レース、『白銀争覇』は面白いメンバーが揃いました!!
白銀争覇出走表
園田の【ベストタイザン】が実績からいくと断然の存在ですが、そこにどの馬が食い込んで行くのか・・
まず刺客1番手には【ストライクリッチ】を指名。この馬なんと、14戦12勝というとてつもない成績!負けたのはJRA在籍時の新馬戦と、前走のみ。
管理する川嶋弘吉調教師が、1歳の頃から牧場で見て来た馬で、「それだけにどうしても走らせたかった!」と熱い思いを込めているのです。
「JRAで新馬戦を使った後、骨折してしまったんだ。それで1年ちょっと休ませてから笠松に移籍して来た。大人しい馬で、調教でも引っ掛からないんだよ。
兄の【メイショウムネノリ】が『兵庫チャンピオンチップ』を勝っているし、長所のある馬だったから走るとは思っていたんだ。牧場で見た時にインスピレーションがあってね。
ここのところずっと使い詰めで来たから、今回は間隔をあけたんだ。夏いい馬で前回は疲れもあったけど、今回の方が状態はいいね。追い切りも良かったし、夏場のいい状態に戻って来たよ。
この先は重賞路線を走らせたいね。大目標は名古屋の『JBCスプリント』!今回も強い相手だけど、頑張ってほしい。」
そして2006年の『浦和記念』を勝っている【ケイアイミリオン】。どうしても蹄の状態と相談しながらにはなるけれど、元々の能力が違います!
前回笠松で1度走って良くなっているということなので、侮れませんよ〜!!
もう1頭が、前走【ケイアイミリオン】を抑えて勝利した【エイシンイッパツ】。先行力があるので小回りコースはぴったり☆距離短縮で、ハイペースになった時にどうかだけど、鞍上は東川騎手!かなり心強いです〜♪
このレースでももちろんですが、今後が要注目な馬たちばかり!!明日の『白銀争覇』は将来を占う意味でも楽しみなレースです!
◎3、ストライクリッチ
○4、ベストタイザン
▲6、ケイアイミリオン
△8、エイシンイッパツ
△2、ロードバクシン
1月12日、高知競馬場にていよいよ今年の新人王が決定します☆
出場するのは地方・中央から選抜された12名のジョッキーたち。
黒澤愛斗(北海道) 早田功駿(大井) 郷間勇太(川崎)
國分裕仁(浦和) 持原大志(愛知) 田中直人(佐賀)
濱田達也(船橋) 阪野学(愛知) 藤岡康太(JRA)
川島正太郎(船橋) 瀬沢宙(兵庫) 丸田恭介(JRA)
その中で、JRA美浦所属の丸田恭介騎手にインタビューして来ました♪
:新人王争覇戦に選ばれた時はどんな気持ちでした?
「考えもしてなかったですね〜。
でも美浦の新人の中で選んでもらえる存在になったんだな、今年はもっと頑張らないとなって思いました。」
:デビュー年は3勝、2年目の昨年は31勝と大きく飛躍しましたね。何かキッカケがあったんですか?
「運です(笑)。
福島開催で大きい穴をあけたっていうのが大きいかもしれないですけどね。
いい馬にたくさん乗せてもらえて、本当に運が良かったんです。」
:飛躍して変わったことはありますか?
「今の方が胃が痛いですよ(笑)。人気馬に多く乗るようになると、プレッシャーも穴馬に乗る時とは違うし。でもそのプレッシャーがなくなったらつまんない仕事なんですよね。だから矛盾しているようだけど、今すごく楽しいんです!!」
と、すごくいい表情で語ってくれました!言葉よりもイキイキとした瞳が、充実ぶりを証明しています。
ではここからはプライベートなお話。
:まずは好きな芸能人は?
「テレ東の相内優香ちゃん!可愛いからチェックしてみて下さい。」
:ハイ・・じゃあ今ハマっていることは?
「ナンバープレイスです!」
:ゲームですか???
「ゲームっていうか、携帯であるんですけど、数字を考えて当てはめていくんですよ。」
:だからゲームですよね?
「頭を使うんです!!子供の頃から四字熟語を当てはめたり、そういう考える遊びが好きだったんです。」
:さすがですね!(地元旭川の進学高校に1年間通っていた経験あり)
もし騎手になってなかったら、何を目指したと思います?
「大学に行ってるでしょうね。僕はすごくマイペースなんで、自分で何かをやってると思います。」
確かに。マイペースだけどその空気感が独特なんですよね。どんな時でも誰にでも自分から笑顔で挨拶して、競馬関係者だけではなく、マスコミにも大人気の丸ちゃん。回りの方々に感謝の気持ちを常に持っているんですね。
最後に地方競馬について聞いてみました!
:騎乗した競馬場は?
「船橋と旭川ですね。小回りコースに関しては気にならなかったけど、旭川で初めてナイターを経験して、暗いし寒いな〜・・と思いました。」
:では地方競馬に遊びに行くことは?
「ありますよ。けっこう行ってます。トータルではマイナスですけど(笑)。」
:どんなところを見て買うんですか?
「新聞!!パドックは見るけどあんまりわかんないじゃないですか(笑)。歩様がイマイチでも走る馬は走るし。それに圧倒的に身体がいいと思う馬は人気があるし。」
:どんな買い方をするんですか?
「3連単で絞って買いますね。狙ったレースにドカンと賭けます。」
さすが!勝負師だぁ〜!
12日の初高知ではどんなレースを見せてくれるんでしょうね♪
さあさあ、今年こそは年間プラス収支目指して頑張りますよ〜!
私の予想初めはばんえい『帯広記念』から。
帯広記念出走表
本命は【フクイズミ】!!!2009年も女子の時代でしょっ♪
12日の牝馬限定重賞『ヒロインズカップ』ではなく、牡馬一線級と激突する『帯広記念』を選んだところにも、並々ならぬやる気と自信を感じます!!
でも当日雪っぽいんですよね・・・追い込み馬のフクちゃんにとっては厳しいなぁ。水分量が上がると、第2障害をどれだけ速く越えられるか勝負になってくるので。
ということで、対抗は【ナリタボブサップ】。道中で息を入れて、1発で障害を越えられれば勝機は見えてきます。ここ2走は好調だし、ライバルは手強いけれど頑張ってほしい〜・・・
3番手は【トモエパワー】。大一番の『ばんえい記念』を2連覇しているすごい馬です!でも『ばんえい記念』は1トンを引く唯一のレースで、このレースで頑張った後はガタッと来る馬が多いそう・・・さすがに1トンを引いて障害を越えるというのは辛いですよね。だからこそ『ばんえい記念』は感動するんですけど☆
そしてやっとその季節が近づいてきました!そろそろ【トモエパワー】の復活を期待したいです。
◎10、フクイズミ
○5、ナリタボブサップ
▲4、トモエパワー
△9、カネサブラック
△1、ニシキダイジン