新人王・・といえば、行け行けゴーゴーなレースになる、と昔から相場が決まっていたのですが、どうやら最近の新人たちは大人らしく、無謀な騎乗をする輩がいません。
今回も、普通よりは速いのかもしれないけれど、新人王とは思えないほど落ち着いたレースになりました。
勝ったのは逃げた高知の石本騎手。
ゴール直後にはガッツポーズも。
・・自信はあった?
「レース前はそんなことないけど、前に行ったら馬に余裕があったから。勝ったらガッツポーズしようと思ってたんで。」
・・思い通りの競馬が出来た?
「そうですね。ジッとしとこうと思ってたし。ただ、いつもの高知のレースと違って、この馬が来るのか?!みたいなのはあった。」
・・今の気持ちは?
「嬉しいですね。あの、前に打倒南関てやらせた人ですよね?」
・・はい、そうです(笑)よく覚えてましたね。
「今日は何しに?」
・・新人王の取材です。
「え?わざわざ?!お疲れ様です。」
相変わらず、超天然の石本騎手。
センターの時は、「オヤジ」と呼ばれていたけれど、現在は「モッティ」と呼ばれてます。
これが、昨年3月センター卒業時に、私がやらせた?打倒南関ポーズ!
2着は兵庫の安原騎手。
「砂被ると進まないって言われてたんで、1コーナーで下がった時は気にならなかった。向正面で一気に上がって行った時はすごく手ごたえ良くて、3コーナーの途中で勝てる!って思ったんだけど・・」
ハナ差届かず。。。
「一瞬抜けたのに、最後ソラ使って・・本当に残念です(悔)。」
3着は大井の松崎騎手。
「大事に乗り過ぎました〜。上手く乗れば勝ってたのに・・
最後はいい脚使うって聞いてたから、4コーナーで一瞬追い出すの躊躇したんです。あぁ、ホントに大事に乗り過ぎた・・」
と悔しそう。
「高知は乗りやすいですね。大井の内回りに比べればコーナーも緩いし。でもやっぱり直線が短いから、大井と同じタイミングで追い出したら絶対無理ですね。」
左から、3着・松崎着、1着・石本騎手、2着安原騎手。
全然関係ないけど、安原騎手は下の名前が勝久。略したら安勝ですよ?!こりゃ出世間違いないかも。