今日もしつこくバレンタインネタ。
チョコレートを買いに行ったんですよ、伊勢丹に。そしたらまだ1週間も先だというのに、『バレンタイン特設会場』は女だらけの戦場と化していたのです。
暑いし、身動き取れないし・・しかも、4粒くらいでお値段5000円以上もする、超高級チョコに大行列。みんな、お金持ちだなぁ・・と感心しつつ、全然見えないので後日出直す事にし、結局自分の分だけ買って帰って参りました。
バレンタインは完全に、女子のイベントになってますよね。
「義理チョコってめんどくさい!」という人もいるようですが、私は好きです。
現役時代のバレンタイン、それはもぅ、たっくさんあげました。なんせ、周りはみんな男子ばかりですからね。それに、こんな時くらいしか、日頃の感謝の気持ちを表せないじゃないですか!
絶好調に乗っている時には、乗せてくれる人の数も多いので、60個くらい用意したし、逆に全然乗ってない年は20個くらいで、あげる数が少ない年は淋しい気持ちになりました。
中には、「チョコなんていらない!」と、受け取ってくれない人もいましたが、ほとんどの人が笑顔で受け取ってくれたので、あげる方としても「今年はどんなチョコにしようかな♪」と、楽しかったですね。
ジョッキー達には大きいのを買って、競馬場の控え室に置いておきました。でも、みんな私からのチョコだという事を気にしないで食べるので、
「あのチョコは私が買ったんです!」と、一人一人に言って回ってウザがられたりもしましたが。
だいたい2月14日は開催中が多かったので、現役時代は1度も手作りチョコを作らなかったな。
小学校5年から高校生の時まで、毎年作っていたのに・・。それで学校に持って行って、渡す前に先生に取り上げられて怒られたり、落として割れちゃったり、恥ずかしくて渡せなかったり・・と、ビターな思い出ばかりな気がする。
今年こそ!と思ってたけど、手作りする相手もいないし・・つまんな〜い!
男性はバレンタイン当日って、やっぱ意識してるんですかね?それとも普段と一緒?まぁ、女子ほどノリノリではないですよね。あ〜ぁ・・スウィートなバレンタインの思い出がほしいなぁ・・29歳心の声。
今年もいよいよ2月2日がやって来ました!
嬉しいような、嬉しくないような・・でもやっぱり、誕生日は特別な日。
20代最後の誕生日という事で?だいぶお酒が進み、ナゼかずっと英語をしゃべっていたらしい・・英語なんて、ほとんど話せないのに。この酔い方は一体・・?昨日は最悪の二日酔いをしていましたが、今日は元気に復活!29歳を楽しもうっと♪
さて。2月といえば・・バレンタイン!こう見えてもワタクシ、手作り派ですの。でも今年は当日園田に行く予定なので、バレンタインどころではないわ。
2月14日の園田は、色々あって面白いですよ。
まずは『ゴールデンジョッキーC』。2000勝以上のジョッキー大集合。これだけでもすごいのに、9レースは「ロードバクシン」のラストラン。鞍上は元主戦の小牧騎手で、最終レース終了後には、引退式も行われます。
今年のバレンタインは、園田競馬で資金を稼ぎ、ホワイトデーに備えましょう♪
体育会系を自称しているワタクシですが、こと水泳に関していえば、イマ1ならぬイマ3級の腕前。
自慢じゃないけど、泳げるようになったのは高校卒業してからだし、今でもクロールでなんとか、平泳ぎで限界、背泳ぎしようものなら沈んでしまう。 それでも、高校を卒業してトレセンに入り、初めてプールで泳いだ時よりは、よほど成長している。
1度目の騎手学校試験を落ちてしまった私は、トレセンに住み込み、トレーニングしながら馬の仕事を手伝ってた。収入がほとんどないので、ジムに通う事は出来ない・・そんな私に、厩務員の新谷さんが、素晴らしい施設を教えてくれた。
それは、群馬県は赤城山の麓にある、障害者向けの総合運動場。1週400mのグラウンドと体育館、筋トレマシーンに25mプールまで揃っていて、超格安で使い放題という、まさにパラダイス☆
毎日のようにそこに通い、走ったり鍛えたり。でも、筋肉をほぐす事も重要!という事で、苦手のプールにも入るようになりました。
初めは頑なにウォーキングしていたけど、そのうち私も泳ぎたくなってきた。だって、周りを見渡せばカッコつけて泳いでる人なんていなくて、みんな一生懸命に、そして泳ぐ事を楽しんでいる様子。
クロールの息継ぎが出来ない私は、10m泳いでは止まって・・という事を繰り返していたけれど、そんな私の姿を見て、周りはクスクス笑ってた。でもそれは、決してバカにした笑いではなく、温かい感じのもの。初めて25m泳ぎきった時には、そこにいたみんなが拍手してくれたので、すごく感動したのを覚えてる。
私が泳げるようになったのは、あのプールだったから。男性に混じっても負けないくらい、走る事が速くなったのは、車椅子でグラウンドを駆け抜けている人たちと、競走してたから。
私は運がいいという話は前にもしたと思うけど、あの運動場で、一緒に鍛える仲間たちに出会えた事も、強運のなせる技だと自負している。
昨日、久し振りのプールにてそんな事を思い出し、懐かしく思ったのでした♪
先日訪れた名古屋競馬場にて、同期の横井将人騎手に会って来ました!
高知の新人王以来?いやいや、新人騎手研修以来?とにかく6年ぶりくらいの再会です。
と言っても・・同期というものは、遠慮がないというか、気心を知りすぎているとうか・・
「久し振り〜元気してた?」 な〜んていう挨拶はしません。開口一番、
「お前の予想、当たらんなぁ〜。」です。コレぞ、同期の会話なのです。
彼は騎手学校時代、同期の中の麻雀王でした。ダンボールでパイを作り、賭ける物は、クッキー1枚の半分。食べ物が自由に買えず飢餓状態のため、クッキー1枚の半分でも、みんな命賭けてました。
当然、学校の中で麻雀なんて禁止ですから、教官に見つかって鉄拳制裁を受けてましたが、何度見つかろうと、手作りでパイを作っては、本気の麻雀をしてました。
そんな彼も、今じゃいい大人・・私と同い年ですからね。同期の中でも年下の、繁田健一(浦和)や佐藤博紀(川崎)は、美しい奥様と結婚し、可愛い子供も産まれたというのに、最年長組の横井くんと私は今だ独身・・。 良かった〜同期に独身がいて・・とホッとしている場合ではない!
これは、同期のヨシミで私がなんとかしなければ!!
横井くんは、騎手にしては温厚で、テンションが常に一定で落ち着いている性格です。とにかく競馬が好きで、休みの日はグリーンチャンネル見ているような人です。興味のある女子は、お気軽にお問い合わせ下さい☆
・・て、こんな事ばっかり書いてると、次に会った時に怒られそうなので、ジョッキーとしての一面もご紹介。
デビューして何年も順調だった横井くんですが、2年前に落馬事故で意識不明の重体に。4ヶ月かかって復帰した訳ですが、事故前とは打って変わってスランプに・・。今は、悩みながらも上を目指しているとのこと。ただ、同期の湯前良人(笠松)が中央騎乗した事が相当ショックだったようで、凹んだそう。
私も乗ったもんね〜♪ゴメンネ、横井くん!
今年の目標は中央騎乗!!そして期待馬は『ホウライスズラン』。
みなさん、横井!横井将人をよろしくお願いします!
現在、本格的に身体を鍛えているワタクシですが(PVブログ参照)、八坂コーチ[男性]と、間形コーチ[女性]という、2人のトレーナーさんに日々鍛えられております。
写真は間形コーチ☆
トレーニングメニューやスケジュールなどはすべて八坂コーチが考え、週1のスペシャルトレーニングを見てくれます。間形コーチは八坂コーチのスケジュールを考慮して、基本的な筋力アップや基礎体力向上、体の状態なんかを見てくれます。
この関係、何かに似ていると思いませんか?そうです!まさに競馬界の縮図です!
八坂コーチが調教師で、間形コーチが厩務員さん、そして私が競走馬ってな具合。
「ジョッキーがいないぞ?」と思ったあなた!競走馬にとって1番大切な人は、厩務員さんなんです。そして管理する調教師さんと、お金を出している馬主さん。で、装蹄師さんや獣医さんがいて、最後の仕上げがジョッキーです。
以前雑誌の企画で、「厩務員さん特集をやりましょう。」と提案したトコロ、「読者が食いつかない。」という理由で却下された事がある。トンデモナイ話だ!
『厩務員を知らずして、競馬を語るべからず!!』ですよ。競走馬が競馬の主役で、厩務員さんは準主役。そのくらい価値のある仕事をしている。
下手なジョッキーでも、馬が強いと勝てる。でも、優秀ではない厩務員さんからは、息の長い競走馬や名馬は絶対生まれない。
そりゃそうですよ、1日中めんどう見てるのは厩務員さんなんだから。ノンビリした厩務員さんが担当すればノンビリした馬に、イライラしてる厩務員さんの馬はみんなイライラ。似てくるんです!面白いくらいに。
そして大切なのは、調教師さんとの連携プレー。私も今、トレーニングに集中出来るのは、八坂さんと間形さんの間に信頼関係があり、私についてきちんと話し合っているから。これがギクシャクしてたら、トレーニングどころではないですよ。
競走馬だって同じ。厩務員さんの意見を調教師が聞き、馬主さんの意向を考えながらレースを決める。それぞれが信頼し合っているならば、競走馬にとっては最高の環境♪
競馬とは、本当に人と人との繋がりが大切な世界。そして信頼し合い、1つの目標に向かって働いている姿は、ホコリまみれでも、ボロ臭くても、すごくかっこいい☆なかなか表彰される機会のない厩務員さんたちに、私から助演男優賞を送りたい!いらない?!