
ユウユウコラソンは2歳時にネクストスター盛岡3着、若駒賞2着など重賞でも好走。冬期は南関東に移籍して3歳1組戦では苦戦したが、それでも中央との条件交流で3着。岩手に戻って初戦のネクストスター北日本はさすがに北海道勢が強く惨敗だったが、その後水沢、盛岡のマイル戦を連勝。前走、今回と同じ舞台の盛岡1600メートルで1分40秒1という勝ちタイムは、3歳のこの時期としては優秀だ。
ステイクラッシーは、2歳の早い時期に2勝を挙げたものの、秋以降の重賞では苦戦が続いた。しかし冬期の南関東移籍から戻ると、あやめ賞2着に続き、留守杯日高賞では南関東からの遠征馬を相手に2着に善戦し、充実ぶりを見せた。そして前走がユウユウコラソンに3馬身差2着。逆転まであるかどうか。
ピカンチフラワーも冬期南関東移籍からの帰還組。戻っての初戦となったあやめ賞ではステイクラッシーをアタマ差でねじ伏せた。今回は未経験の1600メートルでどうか。
デビュー以来勝ち切れないレースが続いて未勝利だったユウユウスプレマンだが、この馬も冬期の南関東移籍で力をつけたようで、復帰初戦2着のあと、水沢1600メートルでは2着に4馬身差をつける快勝、デビュー16戦目で初白星を挙げた。良馬場の水沢マイル戦で1分45秒台という勝ちタイムは悪くない。前走ダイヤモンドカップ7着は、南関東や北海道から東京ダービーJpnI出走を狙う馬たちが相手だけに参考外としていいだろう。
マツリダマスラオは、2歳時の若駒賞でユウユウコラソンを1馬身差でしりぞけて勝利。冬休み明け初戦をユウユウスプレマン相手に勝利したが、2戦目ではユウユウコラソンの5着。巻き返しなるかどうか。
◎5ユウユウコラソン
◯2ステイクラッシー
▲3ピカンチフラワー
△7ユウユウスプレマン
△8マツリダマスラオ
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