
ミニョンに連覇がかかる一戦だが、昨年以上に他地区から強力なメンバーが遠征してきた。
サンオークレアは、北海道から兵庫に移籍初戦となった前走コウノトリ賞では1番人気に支持されたものの3着。3〜4コーナーでは、勝ったラヴィアンとほとんど同じような位置にいたものの、大外を回らされたうえに、さらに4コーナーでは他馬に弾かれるように大きく外に振られるロスが大きかった。それでもゴール前はしっかり脚を伸ばして3着を確保。その転入初戦は3カ月ぶりの実戦だったこともあり、ペースアップした3コーナーあたりの行きっぷりもあまりいいものではなかった。今回は一度使われての上昇に期待だ。
そのコウノトリ賞を重賞初挑戦で制したのがラヴィアン。内の好位でじっとがまんして、そのまま4コーナーは最短距離のラチ沿いぴったりを回って直線抜け出す、まさに快勝といえるレース内容だった。ここまで14戦して12勝、2着2回とまだ底を見せていない。前走で距離もこなしており、ここもあっさりという可能性はある。
ただ昨年も人気になった他地区からの遠征馬が苦戦したように、遠征馬は高知の馬場をこなせるかどうか。
そうなると昨年、重賞初挑戦でこのレースを制したミニョンに再びという可能性も期待できる。昨年このレースを制した後は、佐賀に遠征したり地元の強敵相手に苦戦したが、大晦日にはA-2戦で2着に好走。前走ベラトリックス特別では直線混戦から抜け出し、昨年のこのレース以来の勝利。昨年はベラトリックス特別3着から臨んでいただけに、調子を上げて臨む一戦だ。
霧島賞、九州産グランプリを制したルピナステソーロは、マイペースで先行できれば粘り込む場面はありそう。
ベラトリックス特別でミニョンにクビ差まで迫ったアプサラー、昨年3歳時に金沢、岩手で重賞を制したリケアマロンらはこのメンバーに入ってどこまでやれるか。
◎8サンオークレア
○11ラヴィアン
▲5ミニョン
△4ルピナステソーロ
△7アプサラー
△9リケアマロン
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