
前走10カ月ぶりに地元を走ったアンティキティラだが、やはりどうにも地元高知の馬場は合わないようで好位の4番手を追走したものの見せ場をつくれず6着。地元では昨年のレジーナディンヴェルノ賞で2着があったが、4歳以降地元重賞での好走はそれだけ。一方、他地区遠征では、3歳時に佐賀・名古屋で重賞3勝、4歳以降も遠征しての重賞で2勝、2着3回、3着1回。ここもあくまで連軸という意味での本命。
人気の中心はセブンカラーズだろうか。ここまで負けたのは昨年4歳時の2戦だけ。笠松では牝馬同士のオープン特別・プリマヴェーラカップを連覇。東海ダービーの2100メートルはぎりぎりもったという感じだったが、マイル前後までは守備範囲。昨年金沢のお松の方賞を6馬身差で圧勝しており、牝馬同士なら期待は大きい。
スマイルミーシャはここ1年勝ち星から遠ざかってしまったが、着外は中央との交流か牡馬一線級相手の重賞。牝馬同士の重賞なら、兵庫クイーンカップ、コウノトリ賞ともに2着に好走している。初めての遠征がどうかだが、牝馬重賞なら勝ち負けまで狙える。
ヒメツルイチモンジはここ1年で1勝のみだが、昨年は高知に遠征した黒潮スプリンターズカップで強敵相手に3着、10月にも兵庫ゴールカップで僅差の4着と、牡馬相手の重賞でも好走。ただ笠松・くろゆり賞で差のある4着だったように、1600メートルの距離がどうか。
前走プリマヴェーラカップでセブンカラーズの2着だったキスリング、B1まで連勝し格上挑戦となるレッドゲートらに上位食い込みの余地があるかどうか。
◎7アンティキティラ
○8セブンカラーズ
▲6スマイルミーシャ
△3ヒメツルイチモンジ
△1キスリング
△5レッドゲート
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