NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
バンダムアゲインはデビューから負けなしの7連勝だが、その勝ち方がハンパない。2走前の1600メートル戦では3コーナーから後続を離しにかかると直線は手綱を緩める余裕で2着に2秒6の大差。そして古馬初対戦となった前走は、1番枠からのスタートで一旦うしろに下げて外に持ち出し、徐々に位置取りを上げると、3コーナーからは持ったままというより鞍上が手綱を引っ張ったまま後続をみるみる離していった。その前走がB1特別で、今回は一気の相手強化となるが、そのレースぶりや勝ちタイム的にも通用しそう。あとは初めての遠征競馬がカギとなりそう。
古馬の貫禄を示すなら、重賞2勝の実績のレイジーウォリアー。今年8月の撫子争覇は惜しくも2着で連覇はならなかったが、前走名古屋のA1特別を好タイムで勝利。ただ金沢のお松の方賞で惨敗しているのは気になる。
2021、22年に続いてこのレース3勝目の期待がかかるのがネオアマゾネス。当時は金沢所属で、昨年6月に名古屋、さらに今年笠松に移籍して以降は1勝のみだが、勝ちきれずともA2・A3特別で2着多数。1年半ぶりとなる金沢の舞台で見せ場の期待だ。
地元の3歳馬、ショウガフクキタルは3連勝でMRO金賞制し、ここにきて力をつけた。ただ古馬との対戦は2走前のB1級の一般戦だけ。一気の相手強化でどこまでやれるか。
中央1勝クラスから転入して8戦6勝、2着2回と底を見せていないゴールドレコーダー、撫子争覇で2着レイジーウォリアーに1馬身差3着だったハッピーミークらも能力的に差はなさそう。
◎7バンダムアゲイン
◯2レイジーウォリアー
▲11ネオアマゾネス
△4ショウガフクキタル
△10ゴールドレコーダー
△3ハッピーミーク
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