昨年第1回の勝ち馬フジユージーンは、東北優駿まで無傷の8連勝。不来方賞JpnII、ジャパンダートクラシックJpnIはさすがに相手が強く結果を残せなかったものの、それでもまさに"ネクストスター"という活躍を見せている。
一転、今年はここまで無敗という馬がなく混戦といえるメンバー。
若鮎賞を制したサウザンドマイルは、ジュニアグランプリは3着だったが、ほか掲示板4頭は北海道からの遠征馬。地元馬として唯一意地を見せた。9月の水沢開催は休んで、再び盛岡コースで地元馬同士なら重賞2勝目のチャンスといえそう。
そのサウザンドマイルに岩手所属馬として唯一先着しているのがラポジート。6月、水沢の新馬戦でサウザンドマイルを8馬身ちぎって見せた。続く盛岡1400メートル戦も7馬身差で逃げ切り、3戦目は雨で水の浮く不良馬場もあって7着に沈んだが、ビギナーズカップでは2番手から早め先頭でポマイカイに2馬身半差をつけて勝利。極悪馬場だった3戦目を別とすればまだ底を見せていない。
北海道からの転入馬が2頭。9月22日の水沢1400メートル戦では3コーナーで先頭に立ったサンカリプソに、ラヴェイがぴたりと直後につけたが、直線ではサンカリプソが振り切り3馬身差をつけて勝利。ただ水の浮く不良馬場で逃げ有利だったこともあり、門別では2歳オープンで戦ってきた経験からラヴェイを上にとる。
ポマイカイは、若鮎賞は6着に敗れたが、ビギナーズカップではラポジートに2馬身半差で2着と好走。サンカリプソ(4着)には先着した。
ステイクラッシーは前走水沢のビギナーズカップは10着惨敗だったが、若鮎賞3着に、フューチャーステップを制した盛岡の舞台に戻れば上位を狙える。
◎12サウザンドマイル
◯1ラポジート
▲11ラヴェイ
△4サンカリプソ
△10ポマイカイ
△5ステイクラッシー
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