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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【9/16佐賀・鳥栖大賞】遠征で実力発揮グリードパルフェ
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 高知のグリードパルフェは昨年のはがくれ大賞典を制したあとも全国への転戦を続け、園田の六甲盃では兵庫の古馬現役最強の1頭ラッキードリーム(現在は大井に移籍)との一騎打ちをアタマ差で制した。昨年遠征をはじめてから3着以内を外したのは今年2月の白鷺賞の5着だけ。連覇を狙ったはがくれ大賞典は2着だったが、先着されたのはやはり長距離のタイトルがいくつもある大井のセイカメテオポリス。今回はそれ以来約半年ぶりの実戦で、持てる力を発揮できるかどうか。
 サンビュートは昨年末に北海道から兵庫に移籍してここまで2戦。その初戦では、先日の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIを制したアラジンバローズにアタマ差2着。それ以来8カ月ぶりの実戦となった摂津盃では6着だったが、そこを叩いての上昇に期待だ。
 高知のトランセンデンスは、今年2月の白鷺賞では前述ラッキードリームの2着。その後の4戦は結果が出ていないが、ダートグレードで強敵相手の厳しい競馬をしたことで変わってくる可能性はある。手綱を任された地元の飛田愛斗騎手にも期待。グリードパルフェと田中守厩舎のワンツーという可能性も。
 地元期待は、大井から転入初戦の九州チャンピオンシップを制したコスモポポラリタ。2歳時以来勝ち星から遠ざかっていたとはいえ、昨年は金沢に遠征して北國王冠2着があった。地元大井では勝ち負けにはやや遠かったが、大井のA2以下特別で勝ち馬と1秒台程度の差のレースをしていた実力なら、佐賀の重賞でも相手次第では通用するということか。ただ今回は遠征馬が相手。九州チャンピオンシップ(1750メートル)から2000メートルへの距離延長はプラスになりそう。
 サンライズホープは兵庫転入後5戦して前走の3着が最高だが、六甲盃でラッキードリームにコンマ7秒(4着)という差ならここでも上位争い可能。
 ◎8グリードパルフェ
 ○5サンビュート
 ▲6トランセンデンス
 △1コスモポポラリタ
 △2サンライズホープ
 
 鳥栖大賞の出走表はこちら


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2024/09/15
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