NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ハクサンアマゾネスは昨年9月、名古屋の秋桜賞でまさかの惨敗を喫したあと6連勝。年末の移転50周年記念金沢ファンセレクトカップで地方競馬の重賞最多勝記録を更新して引退かと思われたが、今シーズンも現役続行。前走利家盃はまるで調教かのように流して8馬身差圧勝だった。今回はこれといった強敵もいないだけに、よほどのアクシデントでもない限り重賞23勝目はほぼ確実といえそう。
エイシンアンヴァルは兵庫から転入してここまで3戦。金沢スプリングカップは3着だったが、先着された2頭は今回不在。そして前走利家盃はハクサンアマゾネスに8馬身差の2着。自分の競馬をすれば今回もおそらく2着争いだろうが、真っ向勝負に出たときにどうか。
ダイヤモンドラインは、利家盃は4着だったが、続く前走のA1特別では、金沢スプリングカップを制したソーラーフレアに6馬身差をつけて圧勝と調子を上げてきた。相手候補はこの2頭で馬券を絞りたいが、圧倒的に強い馬が1頭いると2着以下は実力どおりに決まらないこともあり難しい。
フォルベルールは南関東A2から転入して、金沢では2、3、2着。中央3勝クラスから転入したサジェスは利家盃では7着だったがそれが実力ではないと思われる。このあたりも上位争いにはからんできそう。
◎10ハクサンアマゾネス
◯7エイシンアンヴァル
▲1ダイヤモンドライン
△9フォルベルール
△6サジェス
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