NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
大井から移籍初戦となるシガーヲスウオトコは2021年以来勝ち星から遠ざかっているとはいえ、南関東のA2戦で勝ち馬から1秒前後の差で走っており、ここに入れば能力上位。長期休養もあったが前走2月に3着好走があり、能力は発揮できそう。大井1200メートルを中心に使われてきただけに、あとは水沢1400メートルというコースが合うかどうか。
既存勢力では牡馬の一線級とも互角以上の勝負をしている牝馬ゴールデンヒーラーが筆頭。桐花賞以来の休み明けと、昨年は好不調の波があったのがどうかだが、水沢1400メートルは昨年4月に栗駒賞を制しているだけに距離は問題なさそう。
中央2勝クラスから転入初戦となるのがゲンパチプライド。2勝クラスでは二桁着順もあって頭打ちだったが、ダート1400メートルを使われコンマ数秒という差での好走もあるだけに見劣りはしない。
アメージングランは高知A級から転入初戦となった前走1400メートル戦で、中団から3〜4コーナーでまくって直線フジラプンツェルを競り落とした。高知での格付けからはここでも勝ち負け可能。
ドルズプライスレスはこの1年で連対を外したのが1度だけ。今回が重賞初挑戦だが、まだ底を見せていない。
昨年の栗駒賞でゴールデンヒーラーの2着だったのがゼットセントラル。冬休み明けをひと叩きしているだけに、上積みを期待したいところ。
◎1シガーヲスウオトコ
○4ゴールデンヒーラー
▲3ゲンパチプライド
△5アメージングラン
△2ドルズプライスレス
△12ゼットセントラル
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